ロボアドバイザー徹底比較。ロボアドバイザーをやってみるべき理由&NISAとの関係も

ロボアドバイザーを「やってみる」べき理由

ロボアドバイザーをやってみるべき理由1:少額投資ができる

最近話題の資産運用方法として、ロボアドバイザーによる運用があります。
このロボアドバイザーを利用しての資産運用を何故はじめたのか。
その理由を調査したところ色々な理由が明らかになりました。

理由の一つめが、少額投資ができるというものです。

金融商品を購入して資産運用をしてみたいと考えている人は以外に多いんですが、その多くの人を躊躇させて実際に資産運用を思い止まらせているのが経済的負担に対する不安と、資産運用失敗にたいする不安です。

「資産運用っていったら何百万円も最初にお金を用意して毎月何万円もお金を追加しなきゃいけない」
「大金を注ぎ込んで資産運用に失敗したらどうしよう」
このような不安を持っているから躊躇してしまうのです。
たしかに、こういった不安をする必要がある資産運用もあります。

しかし、そんな不安を覆す資産運用方法があったのです。
それが、“ロボアドバイザー”。

ロボアドバイザーは種類にもよりますが、少額投資で資産運用できます。
松井証券のロボアドバイザー「投信工房」は、100円から資産運用でき、毎月の積立も100円からできます。
マネックス証券の「マネラップ」は、10,000円から資産運用でき、毎月の積立は1000円からできます。
ロボアドバイザー業界の2強の一角である「THEO(テオ)」は、10,000円から資産運用をスタートでき、毎月の積立金額も10,000円からとなっています。
ロボアドバイザー業界のもう一つの2強である「ウエルスナビ」は、100,000円からの資産運用スタートとなり、毎月の積立金額は10,000円からとなっています。

このように、ロボアドバイザーは高くても100,000円という少額から資産運用でき、毎月の負担も10,000円程度でしかありません。
松井証券にいたってはスタート金額も毎月の負担も100円であり、負担と言えるレベルですらありません。

少額投資が可能なロボアドバイザーは今まで資産運用に躊躇していた人たちのハードルを下げたので、「資産運用をロボアドバイザーでやってみた」という人たちが続出しています。

ロボアドバイザーをやってみるべき理由2:専門的知識ゼロでも資産運用できる

皆がロボアドバイザーをやってみた理由として、専門的知識ゼロでも資産運用できるというものがあります。

これは、ロボアドバイザーの真骨頂ともいうべき機能によるものです。

資産運用の素人にとっては、どのような銘柄を購入してポートフォリオを組み立てればいいかサッパリです。
リスクやリターンを考えてバランスを取りながら購入する銘柄を決めなければなりません。
しかも、苦労して銘柄を決めてポートフォリオを組み立てたとしても、各銘柄の値動きによってポートフォリオの比率が換わってしまうからリバランスをする必要があります。
リバランスとは、銘柄を売買して資産運用スタート時のポートフォリオ比率に戻す作業です。
資産運用のプロはエクセルなどを使ってポートフォリオ管理をしています。
資産運用の素人にとっては、「エクセルでポートフォリオ管理」と聞いただけで頭が痛くなりそうです。

ところが、ウエルスナビやテオを代表とした投資一任型のロボアドバイザーは、簡単な質問から利用者のリスクとリターンのバランスの好みを把握して購入する銘柄を決めてポートフォリオを自動で組み立ててくれます。
そして、そのポートフォリオでOKだとゴーサインを出せば、銘柄の買付や毎月の積立て、定期的なリバランスなど全てロボアドバイザーがしてくれます。

最初にロボアドバイザーの質問に答えるだけで、後は何もせずともロボアドバイザーが自動で資産運用してくれるのです!

このように、資産運用に関する知識ゼロの人が手軽に資産運用できることも「資産運用のためにロボアドバイザーをやってみた」という理由になっています。

ロボアドバイザーをやってみるべき理由3:ETF銘柄を手軽に運用できる

ロボアドバイザーをやってみた理由として、ETF銘柄を手軽に運用できるというものもあります。

ETFとは、Exchange Traded Fund の略称で、上場投資信託という意味になります。
日経平均株価、TOPIX、NYダウといった指数に連動して値動きする投資信託で、「20世紀最大の発明の1つ」と評価されています。

指数とは、株式や債券などの銘柄群の動向を示すよう数値化したものです。
このため、多数の銘柄の集合体である指数に投資するのETFは一つのETFに投資するだけで、複数の銘柄に投資したことになり、分散投資による投資リスク低下効果があります。
また、ETFは指数に連動した値動きをするから値動きを把握しやすくなっています。

このようなメリットがあるので、ETF銘柄の人気は高いのですが、以下のようなデメリットがあるのでETF銘柄での資産運用を諦めている人もいます。

  • 自動積立投資ができない
    ETF銘柄のは基本的に、市場価格をチェックしつつ自身で手続きをして売買を行います。
    このため、自動積立投資ができなくて面倒というデメリットがあります。
  • 分配金が自動的に再投資されない
    基本的に自分で売買するETF銘柄は、配当金が支払われても自動で再投資をする機能がありません。
    このため、複利運用によるリターンアップを狙って再投資する場合、手動で追加購入しなければならないので面倒というデメリットがあります。
  • 海外ETE銘柄の売買が時差で困難
    ETFは日本の銘柄だけでなく、海外市場の銘柄で構成されている海外ETF銘柄も沢山あります。
    ETF銘柄の売買は、そのETF銘柄を構成している銘柄を取引できる市場オープン時にしか売買できません。
    このため、日本と時差の大きいアメリカなどの海外ETF銘柄の売買が困難という人もいます。

そこで、ロボアドバイザーです。
投資一任型ロボアドバイザーは、ETFの毎月の購入や再投資も全て自動で行ってくれるので、一切の面倒がありません。
海外ETF銘柄も自動で購入してくれるから時差があろうとなかろうと関係ありません。

このように、「ETF銘柄による資産運用が飛躍的に楽になるからロボアドバイザーをやってみた」という人も沢山います!

ロボアドバイザーをやってみるべき理由4:手数料の安さ

皆がロボアドバイザーをやってみた理由として、手数料の安さがあります。
ロボアドバイザーはポートフォリオ組み立てや銘柄購入、リバランスによるポートフォリオ管理などあらゆることを自動で行ってくれます。

それにもかかわらず、手数料が運用金額のたったの1%と非常にお手頃価格で資産運用できるから多くの人がロボアドバイザーでの資産運用をはじめています。
しかも、ロボアドバイザー業界の2強であるウエルスナビやTHEOなどを筆頭に、運用総額などに応じて手数料が1%からさらに割り引いてくれるサービスもあります。
ウエルスナビは最大10%割引、THEOは最大35%割引です。

自分でポートフォリオ管理などができる資産運用のプロは1%の手数料でも高すぎるという意見を言っていますが、資産運用の素人にとっては全てをたった1%の手数料で自動で行ってくれるロボアドバイザーに大きな魅力を感じているのです!

ロボアドバイザーをやってみるべき理由5:いつでも資金を引き出せる

資産運用には、長期国債購入や定期預金、個人型確定拠出年金「iDeCo」など様々な方法があります。
しかし、いずれも万が一資金を引き出したいとなってもすぐに引き出せないデメリットがあります。

個人型確定拠出年金「iDeCo」にいたっては、原則60歳まで資金を引き出せません。

しかし、ロボアドバイザーは出金手続きをするだけで簡単に資金を引き出せます!

運用をスタートしてからすぐに引き出すとウエルスナビやTHEOなどは手数料割引を受けられなくなりますが、それでも手数料は1%なので対したデメリットではありません。

このように、iDeCoなどでの運用と違ってロボアドバイザーによる資産運用は万が一の場合に、すぐに資金を引き出せる安心感があるから「ロボアドバイザーをやってみた」という人が続出しています。

ロボアドバイザー事業者徹底比較

AIが社会生活に大きな影響を与える今、投世界でもAIが大きな存在感を持ってきています。
AIでの資産運用は「ロボアドバイザー」と呼ばれています。

これまで投資家は、専門的な知識を持った投資のプロにアドバイスを受けるために、商品の購入時や保管等で高額の手数料を支払う必要がありました。

しかし、AIが投資のプロと同じような投資助言をできるようになったため、高額の手数料を支払わずともプロ並みの投資助言を受けることが出来る時代が到来しています。

資産運用の強い味方となっているロボアドバイザー

資産運用の世界では注目を浴びている「ロボアドバイザー」。ロボアドバイザーにはどのような特徴があるのでしょうか。

ロボアドバイザーとは株や債券等の運用ノウハウを学習したAIが自動的に売買を繰り返したり、投資家に助言をしたりしてくれる商品です。

AIが判断・情報収集をしてくれるので、人件費が継続的にかかることはありません。
そのため、相談料を支払わずに全世界の膨大な新規情報を獲得して、プロの投資家が行うような高度な判断をすることができます。

投資で成功するためには世界各国で起こる出来事やニュースを見て、投資判断を変えることも必要です。
ロボアドバイザーの高度な処理能力により、スピーディな意思決定が可能となっています。

ロボアドバイザーには大きく分けて「投資一任型」と「助言型」に分かれます。それぞれどのような商品があるのでしょうか。

投資一任型ロボアドバイザー比較

投資一任型ロボアドバイザーとは実勢に取引も全て行っているアドバイザーです。実際に取引を行ってくれるので、忙しくて、売り買いをする暇がない方や取引相場が開いている日中は時間が取れない方にも向いています。
投資一任型のロボアドバイザーの場合、投資家はまず金融機関と投資一任契約を結びます。
投資一任契約の際には運用金額やリスク許容度等を基にどのような商品で運用するか、どのようなポートフォリオを組成するかを決めていきます。
例えば、リスクの高い運用を希望するのであれば、株式を多く入れるポートフォリオとなります。
投資一任契約の最大の特徴はロボアドバイザーの判断で売買を自動で行ってくれること。
ロボアドバイザーは膨大な情報を処理して、今最適なポートフォリオを組むために売買を繰り返します。
投資一任型のロボアドバイザーにはどのようなものがあるのでしょうか。具体的な商品の特徴をみていきましょう。

WealthNavi(ウェルスナビ)

預かり資産1,000億円を超える大手の投資一任型のロボアドバイザーサービスです。ノーベル賞受賞者の提唱した運用理論をテクノロジーの力によって全自動で購入解約ができる投資一任型のロボアドバイザーで、手数料は預かり資産の1%です。
WealthNaviの最大の特徴は税金の最適化機能です。
税金の最適化機能により、損益通算等を考慮して最大限投資家にメリットがでるように運用をしてくれます。

※参考
WealthNavi(ウェルスナビ)|公式サイト

楽ラップ(楽天証券)

楽天証券が運営する投資一任型のロボアドバイザーです。楽ラップの特徴は成功報酬型が選択できること、成功報酬型を選択した場合は運用成果により手数料が決められます。最低は0.594%となっており、運用がうまくいっていない場合のコストを抑えることができます。
また、固定報酬型も運用残高の0.702%と安価で運用をすることができます。

※参考:
楽ラップ:ロボ・アドバイザー |公式サイト

THEO(お金のデザイン)

1万円からと少額で投資を出来る点が特長で、若年層の利用が多いロボアドバイザーです。少額で株や債券等様々な資産から自動運用で世界に分散投資をすることができます。手数料は運用残高の1%です。

※参考:
THEO[テオ] by お金のデザイン|公式サイト

マネラップ(マネックス証券)

マネラップの特徴は最低1,000円からと少額で投資が出来る点です。投資初心者でも気軽に運用ができる金額設定が魅力です。マネラップの運用プランで注目するべきは資産の切り崩しが可能であること。現役時代には収入から一定額を積み立てて運用することができ、引退後は現役時代に貯めた資金を取り崩して生活費に充てることができます。
取り崩しができるロボアドバイザーは少ないので、少額で始めたい若年層だけでなく、退職後でまとまったお金を運用しながら使っていきたい方にもオススメできるロボアドバイザーです。

※参考:
マネラップ(MSV LIFE) : マネックス証券|公式サイト

投信工房(松井證券)

ネット証券の老舗である松井證券が提供しているロボアドバイザー「投信工房」の特徴は「自動リバランス」と「リバランス積立」の機能です。
「自動リバランス」はあらかじめ好きな日を設定しておくことで設定された日に自動でご自身のポートフォリオをリバランス(資産の再配分により投資対象や投資地域を最適化する行為)してくます。
運用開始後のメンテナンスも便利です。
「リバランス積立」は現在投資している現在投資している資産配分を崩すことなく積立金額を調整して投資をする機能です。
手数料も年率0.36%と安価で利用することができます。


参考:
投信工房のポイント | 投信工房 | 松井証券(公式サイト)

助言型ロボアドバイザー比較

助言型ロボアドバイザーは投資一任型のロボアドバイザーとは異なり、実際に株や債券等の売買取引は行いません。
「どのような商品をどれくらい購入するべきか?」等のオススメの投資対象を教えてくれるサービスです。
助言型のロボアドバイザーは投資期間や経験、リスク許容度等を入力していくとその人にあった商品を提案してくれるサービスです。
助言型のロボアドバイザーでは、各社どのようなサービスを揃えているのでしょうか。

SMART FOLIO(みずほ銀行)

インターネット上で簡単な無料診断を行うことで、ポートフォリオ提案を受けることができます。
機関投資家向けの豊富な提案実績を持つみずほフィナンシャルグループが蓄積した運用ノウハウを活用した投資助言を行っています。
テクノロジーの進化により、豊富な知識を前提としたアドバイスを無料で受けることができる点がロボアドバイザーの魅力です。
SMART FOLIOはまさに金融機関が長年の経験や膨大なデータから得た知識を個人投資家が無料で利用できるサービスと言えるでしょう。

ポートスター(三菱UFJ国際投信)

5つの質問に答えるだけでeMAXIS最適化バランスの中からオススメのコースを勧めてもらえます。米国のロボアド実績豊富なイボットソン社のノウハウを活用していることが特徴です。
購入手数料無料で、信託報酬も低めに設定されているeMAXISシリーズから提案をしてくれるので、コスト面でも良い商品を提案してくれる点がポートスターの魅力です。

野村のゴールベース(野村證券)

野村のゴールベースは野村證券が提供するロボアドバイザーです。初心者向けの設定となっており、運用の目的設定や投資家の性格診断の機能が付いています。
ゴールベースとは人生のゴールに向けた投資をするという想いが込められています。
その方の人生にあった投資をするために、家族構成や年収や金融機関等を入力することによって子供の教育費や住宅費等、ご自身の人生にあった資金計画を立てることができます。
ただ、何に投資をすればいいかという提案だけで終わらない所が「ゴールベース」の特徴です。

SBIファンドロボ(SBI-ファンドロボSBI証券)

SBIファンドロボはモーニングスター社の最新評価データを使い、商品選定の助言を受けることができます。診断後に投資対象の地域選択やお任せでオスメファンドを紹介してもらうことます。
投資対象の地域選択はおまかせで選ぶこともできますので、投資初心者の方でも気軽に利用することができます。

カライス(東京東海証券)

7つの質問に答えるだけで、最適ポートフォリオとオススメのバランスファンドを紹介してくれるロボアドバイザーです。オススメしてくれファンドは購入手数料無料かつ信託報酬0.54%のコストも低めに接待されているファンドを紹介してくれますので、コスト面でも有利な商品を紹介してくれます。

ロボアドバイザー比較まとめ

ロボアドバイザーの各社比較を行いました。各社のロボアドバイザーの特徴についてご理解いただけましたでしょうか。
各社のロボアドバイザーには様々な特徴があります。
コスト等の基本的な性能に磨きをかけているものやユニークな特徴を持っているロボアドバイザーもあります。
ご自身にあったロボアドバイザーを探してみてはいかがでしょうか。

ロボアドバイザーとNISAについて

ここからは、ロボアドバイザーとNISAの関係について、あらかじめ整理をしておきましょう!

ロボアドバイザーとNISAの併用は条件付で可能!

資産運用の手段として大きな注目を集めているのがロボアドバイザーです。ロボアドバイザーにはアドバイス型と投資一任型があります。
アドバイス型は質問に応じてアドバイスをしてくれる形式で、どのような資産の買い入れが最適かアドバイスをしてくれます。投資一任型の場合は実際にロボアドバイザーが購入や資産の処分なども行ってくれます。
ロボットアドバイザーに資産運用を実際に任せるのに抵抗がある人が提案型、完全にお任せしたい人は投資一任型を選ぶのが一般的です。
NISAは一定までの投資の課税を免除する仕組みのことで、個人の投資を促進するために生まれた制度になります。ポイントになるのがアドバイス型のロボアドバイザーと組み合わせ、利益を非課税にすることも可能なことです。
投資一任型を組み合わせることも可能になりますが、投資一任型は初期投資額が大きくなる傾向があります。NISAの非課税枠には上限があるため、積極運用をすると枠を簡単に請えてしまい非課税であることを生かしきれない可能性が出てくるのです。
組み合わせるのであればアドバイス型がおすすめです。
株式などの売買益は本業の収入と分類され、課税は約20%と高めになっています。NISAを利用することで一定額であれば課税金額を減らしつつ、効率的に資産を増やせる可能性があるのです。

NISA口座とロボアドバイザーを併用する方法がある

NISAを利用して株式や投資信託の売買益の税金を免除することや、ロボアドバイザーを使って利益を得ることは非常に重要になります。ポイントになるのが、余裕があればそれぞれ別々に運用することも可能なことです。
たとえば、NISAは銀行株を中心に購入し、配当金を非課税にして収入にしていく方法などもあります。最初のアドバイスをロボアドバイザーに聞いて配当金が高い株や安定して伸びそうな株などを選択し、後は基本的に放置してしまうのも方法なのです。
より積極的な運用をするために一定金額をロボアドバイザーの投資一任型に任せ、実際に運用してどれくらい収益があがるか比較する方法もあります。より効率が良い方を選択することや、分散投資でリスクを分散させることも大切なのです。
NISAには期限があるのもポイントです。一般的なNISAと積立NISAで利用できる期間は違いますが、NISAで稼いでからロボアドバイザーの投資一任型に任せる、逆にNISAで長期の安定運用を目指すといった切り替えも可能です。
投資の世界はいつバランスが変わらないのが重要になります。危険だと思ったら一時的に資金を引き上げて投資対象を変えることや、銀行に預けるなど、工夫をするとより安定した運用ができるのです。

積立NISAについても知っておくと更にプラスに

一般的なNISAは5年まで利用が可能で、うまく言えば5年分の収益が非課税になります。運用できる金額に上限があるものの、効率的に投資を行いたい場合はうまく利用するとそのまま節税になります。アドバイス型のロボアドバイザーと組み合わせることで効率よく収益をあげられる可能性もあります。
一方で、長期的な視点で見ると通常のNISAの5年という期間は短いと感じる人もいるはずです。人生は長いため、5年間の集中運用をしたくても資金がないという人もいます。平均寿命が伸びていることもあり、より長期の資産構築のために誕生したのが積立NISAです。
積立NISAは売買益が非課税になる仕組みは変わりませんが、年間の上限投資額が40万円になっています。一般のNISAは120万円になるため金額は3分の1です。しかし、積立NISAは20年の運用が可能で、長期的に見た場合に非常に有利になる場合があるのです。
積立NISAで運用できる金融資産は国が認定したものだけになっているのも特徴です。ハイリスク、ハイリターンの物は少なく、安定性を重視しています。初心者も安心して購入できるものが中心になります。
ただし、安定性が高い金融商品ほどリターンが少ないという欠点もあります。積立NISAは限られた選択肢の中で複数の金融商品を売買するか、長期保有で価値があがるのを待つもので、何を購入すればいいかは自分で考える必要があるのです。
投資の目安としてロボアドバイザーを利用するのも方法ですが、投資一任型のロボアドバイザーと積立NISAを組み合わせたサービスはまだないことに注意が必要です。
仮に誕生したとしてもやはり積立NISAの上限額がネックになり、非課税枠を請えてしまう可能性がでてきます。

どちらかしか運用できない場合はNISAとロボアドバイザーのどちらが有利?

資金が限られるようになると、NISAを利用すべきか、ロボアドバイザーを利用するか迷ってしまうケースが増えます。どちらにも投資しようにも小額になってしまい、利益も余り出せないことがあるからです。
ポイントになるのはNISAに期限と上限額があることです。小額の投資であればNISAの上限額を限界まで使って節税効果をあげるということもできなくなります。そのため、まずはロボットアドバイザーを試してみて資金を多くし、一部や全てをNISAで運用するという方法もでてくるのです。
投資に重要になるのはロボットアドバイザーに任せるだけでなく投資のリスクやメリットを知ることです。基本的に利回りが高い商品ほどリスクが高く、利回りが低い商品ほど安全性が高くなります。
まずはロボットアドバイザーにアドバイスを受けて小額の運用を行ってみて、利益が上がるようなら続け、利益が上がらないようなら別のロボットアドバイザーを利用することや、投資自体を引き上げるのも方法になるのです。
うまく利益が上がるようであれば、しばらく続けて余裕資産を作ることが大切です。余裕ができたらNISAの非課税枠を使って更に効率的に増やすことや、積立NISAで長期運用を視野に入れることも可能だからです。
利用するタイミングまではロボアドバイザーのアドバイスを受けることができないため、フィナンシャルプランナーの意見を取り入れるか自分なりの判断で組み合わせていくことも大切になります。

ロボアドバイザーは税金がかかるもの?

ロボアドバイザーを利用し、資産運用で利益をあげれば約20%の税金がかかります。アドバイスを受けてNISAで運用している場合は非課税枠が利用できますが、そうでなければ税金が発生することになるのです。
注意したいのは税金がかかるのは収益をあげた分だけということです。年間の収益がゼロ円以下になる場合は税自体がかからないことになります。
ただし、収益をあげた金額が大きくなると確定申告が必要になる場合があります。自分で確定申告をしてしまうのも方法ですが、面倒な場合は運用口座を特定口座にしてしまい、申告自体を不要にしてしまう方法もあります。
特定口座の場合は取引の売買益が自動で納税され、逆に赤字が出た場合は税が還付される仕組みになっています。口座の取引は常に記録され、必要に応じて税金が自動で納められるようになるのです。源泉徴収と同じで、税金が問題なく収められているのであれば確定申告の手間自体を省くことができるのです。
NISAを利用せず、ロボットアドバイザーを利用する場合は特定口座に指定して運用すると手間が省けることが多くなります。もし指定口座で運用しない場合は収益金額に応じて確定申告が必要になる場合もあります。申告のためには税に対する勉強が必要になりますが、勉強することで節税の知識が身につくこともあるため、うまく生かしていくのがおすすめです。

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