ロボアドバイザー【ウェルスナビ】の料金は高いのか

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そもそもロボアドバイザー【ウェルスナビ】とはどういうシステムなのか

近年投資のシステムとして話題なのが、ロボアドバイザーです。資産運用のアドバイスを来れたり、自動で運用してくれるので初心者にも簡単に利用ができます。
資産運用はしたいけどでも投資に関しての知識も、どうやったらいいのかもわからないという人には、これは大変におすすめですね。
ネットでの申込みと、少しだけの質疑応答でその人に合った商品を選んで、運用してくれるのです。
アドバイスだけというロボアドバイザーもありますが、運用まで一任型のタイプの方が一般にイメージ浸透していますね。
今では多くのサービス提供会社があるので、まずどの会社のロボアドバイザーで開始するか、これは自分で選ぶ必要があります。
多くの会社の中で最大規模と言われるのが、ウェルスナビです。預かり資産も、こうした会社の中では群を抜いています。
大手ということだけでも安心感があり、資産運用にはぜひ利用したい会社の1つです。一任型のロボアドバイザーなら、ウェルスナビでのスタートはおすすめです。
しかしもちろん、こういたシステムを利用するには利用料、料金が発生します。
これが結構資産運用を続けていると、金額が大きくなってくるので会社選びの時に料金についてもチェックが必要になります。
この気になる料金、ウェルスナビの場合は預け資産の1%となっています。預け資産が3000万以上なら、3000万円を超えた金額に対しては、0.5%です。
巷で話題なのはこの料金、高いのか安いのかということなんです。

ウェルスナビの料金は高いのか

1%というと、どうってことない金額ではと思ってしまいますね。でも1%、100万預けていれば年間で1万円の料金が発生するということです。
となると、これ結構高いのでは、と感じても当然ですね。その1万円があれば、日帰りの旅行くらいは行けてしまいます。
資産運用しても結局料金を取られるなら、自分で運用しようかと思ってしまうのも無理ありません。
しかしこの1%って、何を含んでの1%なのかも考えてみませんか。
これ実は、入金手数料と出金手数料に売買手数料、為替手数料や為替スプレッド、リバランスに加えてDeTAXまで含む料金なのです。
1つの株の取引と違って、いろいろな商品を使っての資産運用ですから、銘柄によっては多くの取引上の料金がかかるのですね。
これ個人でやったらと思うと、ちょっと気が遠くなりませんか。これら全部やってくれて、1%なのです。ある意味非常に安い金額と言って過言ではありませんね。
一つの銘柄だけならともかく、多数の銘柄を自分で購入、運用しながらこうした料金も払ってと考えた場合、全て含んで1%は手間賃としてだけでも優秀です。
そう考えれば、決して一概に高額と言えないのも、理解できるというものです。
ただしこの料金に、金融機関への振込手数料だけは含まれていません。その点は自己負担になりますので、了解しておいてください。
また他に、海外ETF運用するための信託報酬が0.11%〜0.14%かかります。これを加えた場合、料金は1.2%程度ということになりますね。

ウェルスナビの料金を高いと感じるタイプは

この料金、高く感じるも低く感じるも、これは利用者によってということになります。投資経験や投資方法で、高くも低くも感じることになるのです。
なのでこれを高いと感じる人の場合、多くが投資経験者です。
投資の経験のある人の場合、もっと安いところでの運用ができるなど知識があるので、1%は高く感じることになります。
何しろ1%ということは、100万円の投資で年間に1万円以上の利益が上がらなければ、料金の分だけ損するということです。
なまじ投資経験者の場合、長期でコツコツタイプのウェルスナビによる投資自体、いささか歯がゆいと言った感もあるのですね。
それに加えて1%の料金でそのコツコツがまた目減りするのは、ちょっとイライラと言ったところでしょうか。
そういった問題もあって、中級から上級者にはこの料金を含めていま一歩評判が芳しくないのが、ウェルスナビなんです。

ウェルスナビの料金高くなく感じるのは

ではこの料金、安く感じるのはといえばもちろんその反対である、投資初心者ですね。
何に投資すればいいのかわからない状態でも、リスクの許容度から計算して投資対象を決定、その後自動取り引きで運用してくれるウェルスナビです。
料金安いと感じて当然ということです。
投資だけでなく、上記したような面倒な料金群もまとめての1%ですから、面倒代として充分に許容できる金額だということです。
ちなみに多くの料金の計算やDeTAXなど、頑張って自分でやっても0.5%くらいの節約にしかならないとも言います。
労力に対して0.5%なら、これ特に初心者の場合はおまかせしたほうがお得感、あって当然です。
実は投資というもの、本当に面倒で手のかかるものなのです。
運用管理ももちろんですが、こうした細かい料金計算というのが、これまた結構時間と手間と労力かかってくるのですね。
もう面倒だ止めた、というようなことは日常茶飯事です。せっかく始めた投資が、結局すぐにギブアップではこれ主客転倒です。
面倒なことはサービス会社に任せて、まずは運用してみましょう。経験を積んだら、他の投資方法に切り替えることも可能です。
それまでは勉強代と思って、料金を自己投資のための月謝というふうに捉えてみるのもおすすめです。
特に初心者の場合、お試し運用が多いので金額も少なめですから、料金1%はそれほど負担にもならないはずですよ。
また別の仕事を持って、ちょっとしたお小遣い稼ぎ、無駄に使う代わりに月々積立などしている人には、時間節約の料金と考えると、むしろ安いと感じるはずです。
出先やメインの仕事先からでも、スマホでアクセスできてチェックもできるのですから、そういった便利代金と考えてもまた、そこそこ安い料金と言えますね。

ウェルスナビの料金「高い」と感じたら

料金が高くてちょっと、と思ってウェルスナビ撤退する人も、それなりにいます。でもせっかく積み立てているし、面倒もないしで長期に続けている人も多いですね。
この長期での利用に、長期割という大きな味方が現れました。
預かり資産と運用期間によって、段階的に割引がされ、最大で料金が0.9%になります。
資産の預かり高によって、この最大割引になる期間には差がありますが、50万の資産だと5年半くらい、200万だと3年位で料金0.9%に到達します。
小さな割引のようですが、これその後も長期で運用を考えた場合、積み重なって段々と魅力を増してきますので楽しみな割引です。
でもそういった事があっても、やはりこの料金はちょっとという場合、すでにその人はロボアドバイザー的な資産運用の卒業時期に来ている可能性もあります。
つまり、もっと自由に自分の判断で投資ができる時期になっているということです。
そんな自分を自覚したら、今度は自分の意志と判断での投資に変更していくのも、一つの手です。
何よりも投資というものはメリットもデメリットも有り、完全にリスクから自由になるものではありません。
個人投資の場合かなり高い確率のリスクを、ウェルスナビに代表されるロボアドバイザーは低く抑えて運用してくれるのが特徴です。
そのための1%と考えた場合、これ結構安い料金だと思いませんか。


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