人気ロボアドバイザー「テオ」(THEO)の解約方法
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ロボアドバイザー「テオ」(THEO)の解約申込手続きの流れ
ロボアドバイザー「テオ(THEO)」の解約申込手続きのフローとしては、下記の通りです。
- THEOのWEBサイトにアクセスしてログインし、ヘッダーメニューの「出金」をクリックします。
- 出金金額を入力する画面が表示されますが、金額は入金しないで、一番下にある「全額を出金したい方はこちら」をクリックします。
※なお、口座を解約する場合は口座のお金を返金してもらうため、出金先口座を登録してあることが必要です。
もし、まだ登録していなかった場合は、「出金先口座を登録」から任意の銀行口座を登録します。
出金先口座の登録が終了すると、THEOから登録終了のメールが届きます。 - 「口座解約」の画面が表示されます。
解約引止めの文章が記載されていますが、気にせず一番下にある「口座解約を申し込む」をクリックします。 - 『本当に口座解約しますか?』という確認画面が出ます。
『口座を解約すると、再開するには契約の新規申込が必要です。口座に10万円以上残せば、運用を継続できます』という趣旨のことが記載されています。 - 再度、画面にある「口座解約」をクリックすると、手続きが完了です。
手続きが完了すると、マイページのトップに『解約を受け付けました』といったテキストが表示され、解約受付終了のメールも届きます。
解約手続き自体は、特段、煩わしさが無く、スムーズにでき、良心的な印象を受けます。
また、解約における解約手数料や、振込手数料は、一切かかりません。
なお、口座のお金が返金されるのは、手続き後、最長で7営業日以内になっています。
また、口座を解約すると、その年の12月31日までは、THEO口座の新規開設ができません。
一時的に取引を停止したいだけなら、口座に10万円を残して出金した方が得策です。
参考:
口座解約はどのようにできますか?|テオ(THEO)
ロボアドバイザー「テオ」(THEO)解約時の注意事項
THEOを解約する場合は、以下のことに注意が必要です。
①記録類のダウンロード
THEOでは解約手続き後、翌月末には完全にアカウントが消去されます。
当然、マイページには一切アクセスできなくなるため、確定申告などで必要な記録類(損益報告書など)は事前にダウンロードしておくことが必要です。
ダウンロードはヘッダーメニューの「その他」からサブメニューを出し、その中の「お知らせ」をクリックします。
書類の一覧が表示されるので、ひとつひとつクリックして保存していきます。
ちなみに、口座を解約しても、THEOの開設時における口座の指定で特定口座(源泉徴収あり)を選択した場合は、通常通りに源泉徴収が行われます。
従って、確定申告の必要はありません。
②残高と返金額の違い
口座解約のタイミングによっては、口座解約時の残高と実際に出金される金額に、誤差の出ることがあります。
それは、ETFが実際に売却された時点の価格によって、残高が変動するからです。
従って、大損しそうだからといって慌てて解約しても、間に合わない可能性があります。
また、解約申込前にロボアドバイザーで商品の購入予定が立っていると、解約申込後でも商品の購入が行われてしまいます。
③積立投資の停止
THEOの口座解約後に積立投資の入金が行われた場合は、入金されたお金が返金されます。
しかし、返金までに日数がかかるため、解約申込前に積立の停止手続きをしておくことが必要です。
口座解約手続きをした後でもしばらくはログインができるので、忘れずに積立をOFFにします。
ロボアドバイザー「テオ」(THEO)解約手続き【後】の流れ
解約申込後のフローとしては、概ね、下記の通りとなります。
- 解約当日:
当日の夜には、THEOのアプリのマイページが表示されなくなります。
ただ、WEBサイトのマイページは見られます。 - 解約申請から1営業日後:
マイページには、特に変化がありません。 - 解約申請から2営業日後:
「外国株式等取引のお知らせ」と「特定口座譲渡益税額のご案内」いう書類が見られるようになります。
「外国株式等取引のお知らせ」を見ると、現地約定年月日に解約申込日の記載があります。
つまり、THEOでは解約を申込んだ日の夜中には、すべてのETFを売却する手続きのなされることが分かります。 - 解約申請から4営業日後:
出金先口座に返還金が振込まれます。
メールでは『出金先口座への振込が完了するまでに、およそ7営業日いただきます。』と記載されていますが、一般的には、4営業日前後で振込まれます。
ロボアドバイザー「テオ」(THEO)を解約するとしたら、どんな時?
ロボアドバイザーを解約する場合のタイミングとしては、以下のケースが一般的です。
- 元本割れ・暴落が発生した時
- 他の投資に変更したい時
- アドバイス型のロボアドバイザーに変更する時
- 長期運用の投資期間が終了した時
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
①元本割れ・暴落が発生した時
ロボアドバイザーを解約するケースとして最も多いパターンが、「暴落などにより元本割れ」が発生した時です。
誰だって元本割れを起こせば、『投資を続けるのは危険』と思います。
ただ、結論から言うと、ロボアドバイザーで元本割れが起きた時に、急いで積立投資を止めるのは、論理的には、適切とは言えません。
投資は「長期・積立・分散」が基本になっています。
特に、ロボアドバイザーは長期の運用を目的とした投資方法です。
実際に長期的に見ると、投資を始めた時点より価格の上昇していることがデータで証明されています。
短期的な相場や為替の変動に捉われないことが、長期運用においては重要になります。
ロボアドバイザーによる長期運用によって、最終的な通期での元本割れのリスクが低減されます。
なお、THEOにはリバランス機能が付帯されており、市場の動きによって変化した投資配分を定期的に調整しています。
また、ポートフォリオ(金融資産の組み合わせ)における投資配分や投資商品の見直しを自動的に行います。
それが、リスクの抑制に効果を発揮しています。
「リバランス」がすごい|テオ(THEO)
②他の投資に変更したい時
THEOは海外ETFを主体にした長期運用型の投資です。
利益に対する確実性はありますが、長期運用のため、投資効率そのものは、正直、あまりよくありません。
短期の運用で利益を狙いたい人には、テオを含めたロボアドバイザーは、全体的に、不向きになっています。
また、THEOを含めたロボアドバイザー投資の場合、NISAを利用できません。
従って、獲得した利益には必ず所得税がかかります。
税金の非課税扱いになるNISAで運用したい商品がある場合は、NISAへのシフトの変更もあり得ます。
近年は積立型NISAが導入されているため、少額の資金でも運用できます。
参考:
ロボアドバイザーと積立NISA|ロボアドバイザー・ラボ
③アドバイス型のロボアドバイザーに変更する時
THEOは「投資一任型」のロボアドバイザーであり、ロボアドバイザーの中には「アドバイス型」のものもあります。
両者の決定的な違いは、投資を自分でするか、ロボアドバイザーに任せるのかということです。
アドバイス型のロボアドバイザーでも、投資家に色々な質問をし、投資家の意向に即したポートフォリオを提案してくれます。
つまり、その後の買付やリバランスを、投資家が自分で出来るのであれば、本来、ロボアドバイザーに投資を一任する必要がありません。
ロボアドバイザーが提供された当初は、投資一任型を利用した人でも、ある程度の投資経験のある人であれば、自分で投資したいという人も出てきます。
また、投資を自分ですれば、1%という高い比率の利用手数料を、ロボアドバイザー業者に対して支払わずに済みます。
そして、アドバイス型の場合は、一任型とは異なり、NISAを利用できるというメリットも得られます。
④長期運用の投資期間が終了した時
投資期間が終了した時点で、結果を見直すことが必要です。
ロボアドバイザーを提供している業者は他にも多数あります。
それらを比較し、自分のニーズに即したものがあれば、そちらに変更することになります。
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