ウェルスナビをやめたい?そんなときは…

当サイトはPRを含みます。

ウェルスナビをやめたいと考える場合

ウェルスナビは自動で資産を様々な分野に投資してくれるロボアドバイザーです。このウェルスナビはロボアドバイザーの分野では国内の草分け的な存在として知られているのですが、様々な理由で辞めたいと考える方もいるのが事実です。今回、ウェルスナビをやめたいというテーマで、その理由や辞める時の手続き、返金方法などを項目別にお話ししていきます。これを読めばきっとウェルスナビを辞めたいと思っている方にとっての手掛かりになるのではないでしょうか。

最初に役立つ辞める時に押さえておきたいポイントを紹介します。それは設定の解約、全額を出金する、外貨で投資しているため為替の影響もある、振り込みには日数がかかると言った点です。つまり、きちんと手続きを行い、振込金額が評価金額と異なる場合があると知っておく必要があります。
これらは初めてロボアドバイザーの解約を行う時につまずきがちなポイントですから、ぜひ押さえておきましょう。また、安易にやめようと思う前に知っておいてほしいことについても最後にお話ししていきます。

ウェルスナビをやめた理由とは

ウェルスナビをやめた理由は、あまり増えない、他のロボアドバイザーに移りたい、iDeCoや積み立てNISAにしたい、運用の内容が分からない、元本割れを体験した、そして手数料が高いと言った理由です。
あまり増えないという点ですが、ウェルスナビの年の利回りは様々な設定やその年の成績にもよりますが、平均して3~5%程度です。これは海外の投資会社の10%を超える利回りや投資の神様とも呼ばれるウォーレン・バフェット氏に至っては20%を超えています。これでも大きな差があるのに、ウェルスナビはこの利回りで得た利益から手数料が引かれ、更に税金がかかります。こういったことを考えるとあまり増えないのではないかと考える方が少なくありません。そういった理由から辞めるのが理由の一つです。
日本はロボアドバイザーのサービスが始まってまだそこまで年数がたっていません。しかし、すでに国内には様々なロボアドバイザーが登場しています。そしてそれらは手数料が安かったり、単年ではありますが運用成績が10%を超えたというものも存在しているのです。こういったものとウェルスナビを比較すると他のロボアドバイザーへ移った方が良いのではないかと考える方もいます。
iDeCoや積み立てNISAにしたいという理由ですが、先ほどもお話しした通りロボアドバイザーで出た運用益は課税対象となります。つまり100円でも利益が出たら7.2~30.2%(申告分離課税は全て20.315%)の税金を納める必要があるのです。せっかく利益が出ても税金を支払うのはつらいと考える方も少なくありません。そういった方のためにある制度がiDeCoや積み立てNISAです。これらは出金に大きな制約があることや利用金額に上限があるものの課税対象にはなりません。そのためそういった非課税の金融商品を求めてやめるのです。
少数派ですが、運用の内容が良く分からないという理由で辞める方もいます。ウェルスナビはロボットによる自動での投資を行うため、常にどんなものにどのように投資しているのか分からないことも少なくありません。多くの方は特に気にせず運用実績のみに目が行きがちですが、実際に運用させてみるとその運用の内容が分からなくて不安だと考え、やめる方もいます。
ロボアドバイザーは万能ではありません。いくら感情に流される淡々と利益を上げることができるという能力を持っていても、投資のスペシャリストとは、まだ言い切れないレベルにあります。そういったデメリットを克服するために分散投資と言う様々な資産に投資する手法をとっているのですが、どんなに優秀なロボアドバイザーであっても利益を上げられず、むしろ損失を出してしまうことがあります。そういった時に元本割れと言って、投資した金額を下回ってしまうということもあるのです。そういった場合、資産を増やすためにウェルスナビを始めたのに資産を減らしてしまっては本末転倒と言うことになり、辞めてしまう方もいます。
ロボアドバイザーは手数料が安いという触れ込みで海外では大きな成功を収めているのですが、日本では残念ながら様々な制約や事情から全体の資産の1%を超える手数料となっており、資産が増えれば増えるほど手数料も高くなります。この手数料は株式投資単独の手数料よりも高くなっているのです。そしてウェルスナビはコンマ1%程度ですが、他の手数料の安さを売りにするロボアドバイザーより高い傾向にあり、それがやめる理由になることもあります。

ウェルスナビをやめたい時の手続き

こういった理由からウェルスナビをやめることが多いのですが、その手続きについて少しお話をします。
解約方法はシンプルで、公式サイトのお客様サポートから解約を申し込むことで解約の手続きが可能となります。そして数日後、書面の形で解約手続きが送られてきます。その書面に必要事項を記入すれば解約手続きは可能です。因みに手数料はかかりません。
ただ、この手続きを行う前に積立投資の設定を解約しておく必要があります。ログイン後「積立」の画面で積立を解約するを選べば自動積立の設定の解約が可能です。
わずか2ステップと書面での記載のみで解約ができてしまいますから、解約は慎重に行う必要があります。ただ、始めるのも比較的簡単なので、もし誤って解約してしまっても、再度登録することはできます。

ウェルスナビをやめた時のお金の戻し方

ウェルスナビをやめた時にお金を全額出金しておく必要があります。必ず出金メニューから「全額出金」にチェックを入れて「出金内容を確認する」を押すことで出金できます。手数料は無料ですが、冒頭の注意点がいくつかあります。それは振り込みまでに時間がかかる点、振込金額が異なる点、
振り込みに時間ですが、20時までの出金依頼で3営業日かかります。しかも、日本のウェルスナビは営業日でもアメリカなどの海外の祝日と重なると、それらはそれらの営業日としてカウントされず、その日数は増えます。そのため3日たっても入金されない場合はそういった可能性があるのです。
出金依頼前の金額と実際の金額が違う場合も少なくありません。それは為替相場の影響や手数料の差し引きと言ったことを行ったうえで振り込んでいるというのがその理由です。そのため、多くの場合少ない金額が振り込まれるので注意しましょう。

ウェルスナビやめたいと思う前に

ウェルスナビをやめたいと思う前にいくつか考えていただきたいことは、ロボアドバイザーは長期運用であること、ウェルスナビは安定していることです。
ロボアドバイザーは長期運用であるということですが、これはロボアドバイザイーが一時的な運用益を狙ったハイリスクな投資を行うのではなく、安全性を重視したローリスクの投資を行うという点です。そのため一年で見た場合はやや運用益少なく感じますが、複利によって長期にわたるほど利益が増えます。
またウェルスナビは比較的安定した運用を行っているため、よほどハイリスクな設定にしなければサービスを開始してから数年以上経過していますが、元本割れはほとんど起こしていません(2019年10月現在)。他のロボアドバイザーは運用益が高くとも状況によってマイナスになっているものもあるため、長期的な視点で見ればウェルスナビは他のロボアドバイザーに負けているとは言えません。
こういった点についてウェルスナビをやめる前に考えてみてはいかがでしょうか。


ウェルスナビ(WealthNavi)関連記事一覧|ロボアドバイザー・ラボ

ロボアドバイザー・ラボとは|About the Author

ロボアドバイザー・ラボ
ロボアドバイザー情報専門メディア、ロボアドバイザー・ラボ。
ロボアドバイザーに関する専門情報をお届けします。

【メディア掲載】(※一部。順不同。)
・財経新聞
・朝日新聞デジタル
・SANSPO.COM
・SankeiBiz
・Mapionニュース
・楽天Infoseekニュース
・エキサイトニュース
・BIGLOBEニュース
・@nifty ビジネス