ロボアドバイザーウェルスナビの、2019年総まとめ
2019年に注目を浴びた企業の1つに、ロボアドバイザーで有名なウェルスナビがありますよね。各メディアで報じられることの多かったウェルスナビですが、2019年のウェルスナビにはどのようなことがあったのでしょうか。そこで2019年のウェルスナビの動向を、改めて振り返ってみます。
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ロボアドバイザー大手ウェルスナビは2019年に預かり資産が2000億円を突破
ウェルスナビは日を追うごとに預かり資産を増加させており、その預かり資産がついに2000億円を突破するまでになりました。2019年1月のニュースリリースでは預かり資産1200億円を突破したとありますから、約1年間で預かり資産が800億円も増加していることになります。約1年足らずで800億円も預かり資産が増加しているのですから、ウェルスナビがいかに顧客からの信頼を獲得してきたのかがわかります。信頼されているからこそ、ウェルスナビに大切な資産を預けても良いと判断されているのだとわかりますよね。
ウェルスナビにとって追い風だったのは、世間の風潮が投資に対して傾き始めたことです。一昔前とは資産に対する考え方が変わり、投資をして資産を増加させないと厳しいという考え方はだいぶ広まりつつあります。金融庁に端を発した老後2000万円問題はその典型的な例で、誰もが「老後はお金が足りなくなるのではないか」という不安に駆られました。老後にお金が不安があるならまだ若い内から対策をしたほうが良いと判断し、ウェルスナビを始めとした投資を行う企業の注目度がアップしたのです。
ウェルスナビに資産を預ければ資産が必ず増加すると決まっているわけではないのですが、ただ貯蓄しているだけでは増加が難しいことは、誰もが気付いている明確なファクトです。このような状況になっていることをハッキリ自覚している人は資産運用の重要性をよくわかっていますし、関心が高いからこそウェルスナビにももちろん着目しています。
またロボアドバイザーなので初心者でも始めやすいのが、ウェルスナビの売りにしている部分です。投資に詳しくなくてもOKですから、ここ1年2年で投資に興味を持ち始めたような投資ビギナーが、ウェルスナビに対して興味津々でした。このような世間の後押しが影響したであろうことは容易に想像できますが、2019年はウェルスナビにとって追い風が吹いていたと考えて良さそうです。2020年は預かり資産がどこまで増加するのか、まだまだ目が離せないです。
ウェルスナビは2019年にたくさんのロボアドバイザー関連キャンペーンを行った
ウェルスナビは、2019年にたくさんのキャンペーンを行いました。キャンペーンはあくまでウェルスナビを知ってもらうための呼び水に過ぎないのかもしれませんが、魅力的なキャンペーンを打ち出すことで顧客に興味を持ってもらいやすくなった一面があることは否定できません。
たとえば最大で10万円もプレゼントする資産運用応援キャンペーンや、同じく最大で10万円プレゼントのサービス公開3周年記念キャンペーンなどがそうです。これらのキャンペーンは数あるキャンペーンの中でも強いインパクトがあるため、投資に興味を持っている人たちの関心を集めました。魅力的なキャンペーンを打ち出せば、多くの人に「どんなキャンペーンなんだろう」と興味を持ってもらえます。キャンペーンがウェルスナビに資産を預けるきっかけになったとしてもおかしくありません。
またソニー銀行、SBI証券、ネオモバなど、提携している各金融機関とタッグを組んだキャンペーンが多かったのもウェルスナビが2019年に行っていたことの特徴です。さまざまな金融機関でキャンペーンを行いましたので、ウェルスナビの認知度はどんどんアップしていきました。
ウェルスナビは2019年にロボアドバイザー投資CMを流してピーアール
2019年にウェルスナビを知ったきっかけがテレビをはじめとしたメディアのCMだったという人は、思いのほか多いのではないでしょうか。今はテレビ離れが顕著になっているとはいえ、テレビをまったく見ない人はまだまだ少ないはずです。そんな多くの人が接するメディアのテレビで、ウェルスナビはCMを度々流していました。テレビCMは時間が15秒程度しかありませんが、それでも何回も繰り返し流されていれば人の記憶に残りやすいですよね。
またCMを流していたのはテレビだけでなく、ウェブメディアにおいても同様です。ウェルスナビはウェブのネットやスマホのアプリからサービスを利用できますので、やはりウェブ上でもしっかりCMを流して存在感をアピールしていました。ウェルスナビはまだまだ新しいサービスですので、知らない人はたくさんいるのかもしれません。ですが2019年はテレビをはじめとしたメディアにおいてCMをたくさん流していたため、その存在は少しずつ知られるようになってきています。今後もピーアールはしていくでしょうから、ますます知られていくはずです。
ウェルスナビは2019年にロボアドバイザー関連の新機能を実装
ウェルスナビは、2019年に新たな機能を実装しています。リリースされているものからより使いやすくて便利に感じられる機能が実装されました。
たとえば長期投資をより安定したものにさせるために実装されたのが、AIによる資産運用のアドバイス機能です。資産運用をサポートしてくれる心強い機能ですので、投資の知識やノウハウに不安がある人にとって魅力的な機能だといえるかもしれません。
またAIによる資産運用のアドバイス機能以外にも、退職に着目したライフプラン機能のベータ版のリリースについても発表しています。ライフプラン機能は今投資を行う人の関心が高い老後の資産をはっきり可視化し、より計画性のある投資をサポートしてくれる機能です。長期投資する上で欠かせない情報ですので、この機能が正式リリースされればさらに便利になることは確かです。
AIによる資産運用のアドバイス機能やライフプラン機能など、ウェルナビのロボアドバイザーサービスはまだまだ進化を続けています。サービスをより最適化して提供できるようにウェルスナビが尽力していることが、新機能の実装や発表からわかりますよね。
【まとめ】ロボアドバイザー大手ウェルスナビにとって2019年は飛躍の年
ウェルスナビにとって2019年は、飛躍の年だったと言っていいのかもしれません。預かり資産を大きく増加させ、キャンペーンやCMも頻繁に行い、利便性をさらに追及した新機能の実装や発表をしているのですからその勢いを感じずにはいられないです。まさに急成長を遂げた企業の1つと言っても、過言ではないはずです。
人の需要と企業の供給がピタリとマッチした時、企業は業績を大きく伸ばします。2019年は人々の関心が投資へと向いたため、ロボアドバイザー投資サービスを提供するウェルスナビには自然と注目が集まりました。人々の考え方次第ですから、この先どうなるのかハッキリしたことはもちろんわかりません。ただウェルスナビが時代の流れに乗ったサービスを提供していることは、2019年の動向をみる限り明らかです。
2019年が好調だったからといって2020年も同じように好調だと言い切ることはできませんが、ウェルスナビはサービスのクオリティを高めるためにいろいろな試みを行っています。存在を広めるためのピーアール活動にも余念がありませんし、今後も顧客をさらに獲得していく可能性は十分あります。
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