UFJのロボアドバイザー「ポートスター」

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三菱UFJ国際投信のロボアドバイザー・ポートスター

三菱UFJグループの投資会社に三菱UFJ国際投信があります。その三菱UFJ国際投信はロボアドバイザーによる投資信託を提供しており、それが「ポートスター(PORTSTAR)」です。金融業界トップの三菱UFJグループの会社であるため、会社に対する信頼性は抜群です。

ポートスターはアドバイス型ロボアドバイザーになっており、他のロボアドバイザー同様、いくつかの質問に答えるだけで、投資商品を提案してもらえます。

三菱UFJ国際投信のロボアドバイザー・ポートスターの特徴

ポートスターの特徴には以下などが挙げられます。

  1. 提案される投資信託は1本だけ
    ポートスターで提案される投資信託は1種類です。従って、複数の投資信託の運用状況をチェックする必要がありません。1本だけとはいっても、1本の投資信託で株式や債券、REITなど、様々な金融資産に分散されるバランス型投資信託なので、リスクの少ない着実な運用が行えます。

    なお、運用プランは三菱UFJ国際投信が独自に展開する「eMAXIS(イーマクシス)」という投資対象シリーズにあるバランス型ファンド5本の中から選ばれます。また、バランス型ファンドにはコストの低いものが選択されているため、費用の負担が少なくて済みます。

  2. ポートフォリオのズレを自動で修正
    ポートスターはポートフォリオ(資産配分)に生じたズレを自動的に直してくれます(リバランス機能)。

    例えば、株式60%、債券40%で運用していたとします。当初は60対40であっても、月日が経つに連れて銘柄ごとに利益や損失が発生してきます。気が付くと、株式70%、債券30%という目的とは異なる資産配分になっていることが少なくありません。こんな時に、ポートスターは銘柄における資産配分のズレの調整を自動で行ってくれます。

  3. 任意の銀行や証券会社での運用
    ポートスターはあくまでも三菱UFJ国際投信が提供するアドバイス型のロボアドバイザーです。従って、実際に投資を行うのは利用者本人であるため、ポートスターの提案する投資信託を扱っているところであれば、任意の銀行や証券会社で運用ができます。
  4. 1万円からの積立投資
    ポートスターでは、毎月1万円から自動的に積立投資ができます。相場の流れに左右されずに投資額を定期的に増やせて行けます。積立投資というのは、毎月一定の金額分の投資信託を購入していく投資法のことです。一定の金額を購入するため、当然価格が高ければ少量、価格が安ければ多量の商品が購入できます。

    この購入方法のことを「ドルコスト平均法」と言いますが、高いものを少なく、安いものを多くするため、商品の平均単価が低くなります。その結果、相場の暴落時にリスクを最小限に抑えられるという効果が発揮されます。

    ちなみに、ポートスターでの運用利回りを年率3%と想定したとします。仮に、退職する65歳時点で1,000万円を貯めたい場合は、30歳なら毎月1.4万円、50歳なら4.4万円を毎月の自動積立に回すと目標に達成します。

  5. 確定申告が不要
    ポートスターの取引において、業者の運用口座を「源泉徴収ありの特定口座」にすれば、運用でいくらの利益が出ようと確定申告の必要がありません。サラリーマンにとって確定申告は煩わしいものであり、税金の納付が自動的に行われるのはメリットです。

    なお、年間の利益が20万円以下(無所得者は38万円以下)の場合は非課税のため、一般口座でも確定申告は不要です。

  6. NISA口座の利用
    ポートスターは実際の投資を利用者が行うため、NISAを利用できます。NISA口座で運用すれば、ポートスターにおける運用益が全て非課税となり(年間投資上限額120万円)、非常にお得です。
  7. ポートステーションの利用
    ポートスターでは、「ポートステーション」と言う資産運用を勉強できるWEBサイトが提供されています。ポートステーションでは運用経過や投資関連のコンテンツを無料で見ることができます。

三菱UFJ国際投信のロボアドバイザー・ポートスターのデメリット

ポートスターを運用する上では、以下のようなデメリットがあります。

  • アドバイスのみ
    ポートスターはポートフォリオを提案するだけのため、運用するのは利用者本人になります。従って、投資における運用や管理で、時間と手間を取られます。
  • バラエティさが無い
    運用できる投資信託が1本であるため、やはり投資先という面ではバラエティさに欠けます。

三菱UFJ国際投信のロボアドバイザー・ポートスターの始め方

ポートスターを始めるには以下の手順を踏みます。なお、「無料診断」は三菱UFJ国際投信の口座が無くでもできるため、無料診断だけを受けて、内容を確認することも可能です。

ポートスターの公式サイトにアクセスします。トップページにある「早速無料診断スタート」をクリックし、以下の質問に答えていきます。

  1. 今回の投資期間は何年くらいを予定していますか?
    ・3年未満
    ・3年以上10年未満
    ・10年以上
  2. あなたの投資方針にもっとも近いものはどれですか?
    ・価格変動リスクをある程度抑えたいので、リターンは低くてもよい
    ・価格変動リスクが高くても、ある程度の高いリターンをめざしたい
    ・価格変動リスクが相当高くても、できるかぎり高いリターンを狙いたい
  3. 下の図は、100万円をある3つの運用パターンに投資したときに想定される資産額の推移を示しています。あなたにとって、どのパターンの値動きをする商品が好ましいですか?
    (グラフが表示されています)
    ・運用パターンA
    ・運用パターンB
    ・運用パターンC
  4. 毎年年初に100万円を投資すると仮定します。下の図は、ある3つの運用パターンに投資した場合の各年の損益を示しています。あなたにとって、どのパターンがもっとも好ましいですか?
    (グラフが表示されています)
    ・運用パターンA
    ・運用パターンB
    ・運用パターンC
  5. 下の図は、1年前に100万円を投資した場合の現在までの資産額の推移を示しています。当初は順調に資産額を伸ばしていましたが、最近の数ヵ月は運用成績が悪化し、現在では当初の投資額を30万円程度下回っています。あなたは今後の運用をどのようにしますか?
    ・値動きの少ない運用に変更する
    ・特に何もせずしばらく様子を見る
    ・好転時により高い利益を得たいので資金を追加する

上記の質問に答えるとページが移り、利用者の回答から導き出されたファンドが提案されています。

また、同じページに以下のグラフが並んでいます。

  • リスク許容度
    利用者のリスクに対する意識の強弱度が表されています。
  • 意向に即した資産配分
    利用者からの回答に基づいた資産配分が%で表示されています。通常、国内外株式、国内外債券、国内外REITで構成されています。リスク許容度が「強」になるほど株式の比率が高まり、「弱」になるほど債権の比率が高まります。
  • 過去(1年・3年・5年)の値動き
    仮に、提案されたファンドで運用した場合の値動きがグラフ化されています。グラフにポインターを当てると、その時点の価格が分かります。

なお、「ファンド詳細はこちら」をクリックすると、ファンドの運用情報やチャート、分配金実績などの記載されたページが開きます。また、「確認する」をクリックすると、ポートスターを展開している銀行や証券会社の一覧が表示されます。その中の口座のある業者をクリックするとそのまま取引を始められるようになります。

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