ロボアドバイザーとコロナショック
2020年は、コロナウィルスが世界的に流行しています。このため世界経済にも、大きな影響が出ています。コロナショックと呼ばれている世界的な経済不安がいつまで続くのかは誰もわかりません。そこで注目したいのがAI投資のロボアドバイザーです。コロナショックを受けロボアドバイザーがどうだったのかを、さまざまな情報をもとに分析します。
Contents
ロボアドバイザーでもコロナショックの損失が出ている
AI投資のロボアドバイザーならコロナショックにも負けることなく損失を防いでくれているのではないか、そんな期待感を持っている人も中にはいるのかもしれません。AI投資のロボアドバイザーですので、素人が考えなしに投資するのと比べて効果的な投資をしてくれそうだと思うのはそれほど的外れな考え方ではありません。そういうAI投資ならではの予測や投資手法に期待している人は多いはずです。
ですがさすがのロボアドバイザーでも、今回のコロナショックのような世界的な経済不安が巻き起こっている状況下において損失を食い止めるのは難しかったようです。日経平均株価が大暴落したり、全業種の株価が軒並み下がったり、安全資産と呼ばれていた投資対象ですら値を下げているのが、今回のコロナショックです。これでは分散投資や投資の配分をいかに効率的に行っていたとしても、損失が出てしまうのは免れられません。多くの人が現金化を行い、各所でマイナスが出てしまっています。この状況に頭を抱えている人は枚挙に暇がありませんが、それはロボアドバイザーで投資している人もそれほど変わらないということが分析するとわかります。
リーマンショック級かそれ以上とも言われているコロナショックですので、この事態にはそう簡単に対応できるはずもありません。AI投資のロボアドバイザーでも、損失をなるべく出さないようにするのが精一杯といった印象です。だからロボアドバイザーがダメということはありませんが、あまりにも期待し過ぎするのは現実を直視できていないです。今回のコロナショックは予測できないことですし、世界的な経済不安ですから対処のしようがないです。お手上げになっている投資家はたくさんいます。
ただこの結果を受けてどう判断するのかは、ロボアドバイザーを利用している人の考え方です。コロナショックもいつかは終わるはずですし、10年20年といった長い歴史の中で見れば短期的な経済不安なのかもしれません。ロボアドバイザーは長期投資が基本ですし、これからまた安定して運用する可能性は十分あります。
ロボアドバイザーがコロナショックからどう立ち直るのか
ロボアドバイザーがコロナショックからいったいどうやって立ち直るのかは、ロボアドバイザーを利用している人ならとても注目しています。ロボアドバイザーの良いところは、人の感情が入り込まないことです。たとえコロナショックがあっても、ロボアドバイザーそのものが感情を揺れ動かされて投資に何かしらの影響が出るわけではありません。そこが人が投資することとの決定的な違いです。
ロボアドバイザーからすれば、AIによって淡々と運用していきます。リーマンショックがあっても何年かかけて相場は戻っていくものですし、あくまで短期的なショックだととらえるならこれから立ち直っていく可能性は十分あります。そこが長期投資の良いところで、全体的にみて短期的な落ち込みであることを冷静に見極めないといません。コロナショックが起こった当初はまだその渦中にいますので、長期間の中の一部とはなかなか思えないものです。ですがロボアドバイザーはあくまで長期的な投資をみすえていますし、機械的なロボアドバイザーだからこそ今回のようなショックには強いと考えることもできます。
ロボアドバイザーはコロナショックの今こそ始めるという考え方もある
コロナショックの今こそ、ロボアドバイザーを始めるチャンスだという考え方もあります。コロナショックで株価などが下がっている今ロボアドバイザーを始めれば、もしかすると上昇相場に乗っていけるかもしれません。コロナショックは先が読めませんから、まだまだ下がっていく場合も十分ありえます。いまだにまったくコロナウィルスの感染拡大は終息する気配がまったくありませんので、コロナショックがこれからどれほど続くのかはわからないです。
ただわからないからこそ感情的に資産運用するのではなく、ロボアドバイザーにお任せしたほうが良いのではないかという考え方もあります。ロボアドバイザーなら、一喜一憂しないで淡々と機械的に運用できます。コロナショックのような人が感情を揺さぶられやすいシチュエーションでは、むしろロボアドバイザーのほうが頼りになる場合があります。ただこういう状況ですので、始めるなら少額投資で様子を見ながら行うのが無難なのはいうまでもありません。あくまで個人の考え方次第ですが、コロナショックの今こそロボアドバイザーを始める考え方もあります。
ロボアドバイザーの現実が明らかになったコロナショック
流行に飛びつく形でロボアドバイザーを始めようと思っていた人は、今回のコロナショックを受けて冷静になれた一面があるはずです。たとえば「ロボアドバイザーをすれば確実に儲けられるのではないか」「ロボアドバイザーで生活を楽にしたい」「短期的にたくさん稼ぎたい」などです。ロボアドバイザーはとても流行っていますのでこうしたやや自己中心的な期待を抱くのは無理もないですが、今回のコロナショックを受けてロボアドバイザーの現実が明らかになったといえます。
ロボアドバイザーは、必ずしも確実に儲けが出るとは限りません。コロナショックのようなことが起れば、損失は出てしまいます。ですからあまりにも期待して幻想を抱くのは危険な考え方です。ですがロボアドバイザーなら余計な感情を挟まないで淡々と資産を運用できますし、長期的にとらえればプラスになっている可能性はもちろんあります。ですから投資に興味はあるけれども自分ではなかなか始められない、どうやったら良いのかわからない人にロボアドバイザーは向いています。
ロボアドバイザーのことをコロナショックをきっかけによく考えよう
2020年のコロナショックは、ロボアドバイザーのことをよく考えるきっかけになったといえるかもしれません。ウェブサイトやYouTubeでも、ロボアドバイザーで行っていた投資がどうなっていたのかを報告する人が相次いでいます。相場に大きな動きが出るのは、今回のようなショックがあった時です。そういう事態に直面したロボアドバイザーがどういう動きをするのかで、ロボアドバイザーに対する評価が決まってきます。
人によってはロボアドバイザーに対して失望している場合もありますし、逆にロボアドバイザーも悪くないのではと考える人もいます。どういう反応を示すのかは、人によってそれぞれ違います。これからどう向き合っていくのかは、自分なりにそれぞれが答えを出していかないといけません。そのうえでロボアドバイザーをやるのかやらないのかの結論を出せば後悔するようなことはないはずです。
ロボアドバイザーはあくまで長期的な投資を基本としているため、短期的にどうこういうものではありません。それだけにコロナショックに対応しきれない地面もありますが、よく考えてどう向き合うのか決めることが大切です。
ロボアドバイザー・ラボ【公式サイト】TOP
ロボアドバイザー・ラボとは|About the Author
-
ロボアドバイザー情報専門メディア、ロボアドバイザー・ラボ。
ロボアドバイザーに関する専門情報をお届けします。
【メディア掲載】(※一部。順不同。)
・財経新聞
・朝日新聞デジタル
・SANSPO.COM
・SankeiBiz
・Mapionニュース
・楽天Infoseekニュース
・エキサイトニュース
・BIGLOBEニュース
・@nifty ビジネス
最新の投稿
- 2021.03.05ロボアドバイザー全般投資一任型ロボアドバイザー&助言型ロボアドバイザー、それぞれのメリット&デメリットを一覧で解説
- 2021.03.01ロボアドバイザー全般【ロボアドバイザーと積立NISA】それぞれのメリット&デメリット、向き・不向きを徹底解説
- 2020.09.26ロボアドバイザー全般融資型クラウドファンディングでの注意点
- 2020.04.21ロボアドバイザー全般ロボアドバイザーと確定申告