ロボアドバイザーの投資先一覧

ロボアドバイザーの代表的投資先一覧

ロボアドバイザーはETFと言う手段で様々な銘柄に投資しています。最初にロボアドバイザーの株の銘柄の投資方法であるETFについて解説し、ETFのメリットやデメリットについてまとめました。
ETF(Exchange Traded Fund、上場投資信託)とは日経平均やダウ平均株価と言った指数の動きに連動した運用方法です。仕組みとしては、株一つ一つに投資を行うのではなく、その株式市場全体の平均株価やダウ平均株価などの指数に対して投資を行うという仕組みなので具体的な銘柄に絞らない投資をロボアドバイザーは行っています。
メリットは市場でいつでも売買可能、少額投資可能、値動きが明快、選択枝が多い、そして低コストという点です。
ほぼ24時間指数が変動しているので、取引はいつでも行うことができるためロボアドバイザーが常に状況を監視し、適切に売買を行うという意味で親和性が高く利用しやすいという特徴があります。
また、本来であればこういった株の買い方を行うには非常に莫大な資金が必要で個人レベルではよほどの富裕層でなければ難しいのですが、あくまで数値に投資するというのがETFなので、少額でも投資が可能と言うメリットもあり、ロボアドバイザーの一任型も比較的少額で利用可能です。
また値動きが明快と言うメリットですが、個々の株の動きをチェックする必要がなく、特定の指数と同じ値動きをするよう運用されるため、値動きがわかりやすいためロボアドバイザーの投資も確認しやすいです。
選択肢の多さもメリットです。日経平均だけでなく、世界には様々な株式市場があり、当然投資会社によって様々な指数が存在します。それらも投資の対象にできるので、様々な選択肢があるのです。
また売買にかかるコストも安く、自動運用で頻繁に売買を行う場合にもローコストで運用できるというメリットがあります。これを先ほどお話しした個々の株式で行うと非常に手間がかかり、それに比例して手数料も増えていくのです。

ロボアドバイザーの銘柄は多彩~新興国株一覧~

ロボアドバイザーの投資対象は全世界です。当然先進国以外にも新興国株にも投資を行っています。代表的なものがVWO(バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF)というETFです。具体的に30%以上を中国関連の株が占めており、次いで台湾、インドと言う形です。具体的な銘柄はテンセント(中国にある世界一のゲーム会社、インターネットサービス会社)、アリババ(中国にある世界有数のオークションサイト)、台湾セミコンダクター(台湾の世界最大の半導体製造会社)、ナスパーズ(南アフリカのメディアグループ)と言った銘柄が含まれ、それらの株価と連動した数値で取引が行われています。ちなみにVWO全体では4660銘柄の投資を行っており、それらの株式の平均価格に連動するような運用が行われているETFです。ロボアドバイザーの種類によって異なりますが、多くの場合、新興国株はそういったETFを利用しています。

ロボアドバイザーの投資する銘柄~米国株一覧~

ロボアドバイザーは世界最大の株式市場アメリカにも投資しています。ここでもETFを利用した投資が行われています。良く利用されるものがVTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)です。これはダウ平均株価とは異なった株式のチョイスを行っているもので、アメリカの大手運用会社バンガードが投資を行っているETFで大企業から中小企業まで3654銘柄に投資しているのが特徴です。アメリカを代表する企業に多く投資を行っており、ダウ平均株価に入っていない新興企業のAmazonやFacebook、アルファベット(Googleのこと、持ち株会社)と言ったところにも投資を行っており、当然Appleやマイクロソフトと言ったダウ平均株価(2019年時点)に採用されている銘柄へも投資を行っています。
このETFの特徴はダウ平均株価と完全にシンクロするのではなく、米国の株式市場全体に投資を行っているのと同じような値動きをするため、より安定した運用が可能となっているETFによる投資方法です。
ちなみに冒頭で出てきたバンガードはこういった商品を開発した草分け的な投資会社で、投資の業界では世界最大級の規模を持つ企業でもあります。そういった企業が提供するだけあり、運用額も大きく、それに比例して保有コストも非常に安いことから、低額から気軽に運用できるロボアドバイザーに適したETFと言えるのではないでしょうか。
ロボアドバイザーの種類によってはそのままダウ平均株価に連動したETFなどに投資しているものもありますから、個別に確認することをおすすめします。

ロボアドバイザーの投資する銘柄~日欧株一覧~

ロボアドバイザーは日本やヨーロッパと言った市場にも投資を行っています。こちらもバンガードのETFを利用するロボアドバイザーが多いです。VEA(バンガード・FTSE先進国市場(除く米国)ETF)と呼ばれるものですが、これは実質韓国銘柄も含まれているETFです。日本株を中心に取引されているものですが、主な銘柄は世界有数の石油会社ロイヤルダッチシェル(日本ではシェル石油で有名)、コーヒーなど様々な食品を製造販売するスイスのネスレ、韓国の電子企業サムスン、そしてイギリスの大手金融グループHSBC(香港上海銀行などを傘下に持つ)、日本ではトヨタ自動車にも投資を行っています。このETFもかなり保有コストが安く、しかも長年にわたって運用されているものなので安心できる商品と言え、長期投資用に設計されているロボアドバイザーとも親和性の高いETFとなっています。
アメリカ株同様、ロボアドバイザーによっては日経平均やドイツ株価指数、FTSE 100(ロンドン証券取引所の株価指数)などに連動した投資を行っているものもあります。

ロボアドバイザー株以外の投資先一覧

ロボアドバイザーが購入するのは株の銘柄以外にも投資を行っています。ロボアドバイザーは世界全ての株価に連動するETFではなく、あえて地域ごとの株価に連動するETFに投資するなど、極力分散投資を行う傾向があります。当然その分散投資は株式だけでなく、他の資産に対しても投資を行うという分散の手法をとっています。具体的な例を挙げていくと、米国債券、物価連動債、地金、不動産、そして天然資源と言ったものです。
米国債券は、政治や経済が世界的に見て比較的安定しているアメリカの国債やアメリカの企業が発行する社債に投資します。こちらもETFが存在し、AGG(iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF)と言った銘柄のETFが利用されます。株と債券の組み合わせは分散投資の代表例ですから、ロボアドバイザーも当然そのような投資方法を行います。
物価連動債は米国政府が発行する物価連動国債のことです。国債の一種ですが、こちらはやや価値が変動するので、利益などを狙って投資するケースもあります。
地金は価値が安定している資産で、ロボアドバイザーの投資対象でもあります。金融危機の際の退避先として利用することも可能です。ただ、こちらも実際に地金を購入し、保有するとセキュリティの高い施設などを用意する必要があるためETFが存在し、そこに投資するパターンが多いです。
また、アメリカの不動産に投資するロボアドバイザーもあります。株とも債券とも異なる値動きをしやすいため、分散投資の効果が期待可能な投資先です。
これら以外にも天然資源のETFなどを利用し投資するロボアドバイザーもありますから、ぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか。


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