ロボアドバイザーTHEOとdocomoの提携について

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ロボアドバイザーTHEOとdocomoの提携によるTHEO+docomo

ロボアドバイザーの最大手にTHEOがあります。そのTHEOには「THEO+(テオプラス)」というサービスがあり、THEOと他社(主に銀行)が提携してロボアドバイザーを提供しています。運用方法は本体のTHEOと変わりはありませんが、提携企業ごとに振込手数料の無料化や、運用額に応じたポイントやマイルの付与といった特典が得られます。

そのTHEOと大手キャリアのdocomoが提携して提供されているサービスが「THEO+docomo(テオ・プラスドコモ)」です。2018年5月に開始されました。THEO+docomoも投資一任型のサービスであることに変わりがなく、THEO同様以下の特徴を持っています。

  • 1万円から安全な国際分散投資を始められます。
  • 自分の意向に即したポートフォリオを提案してもらえます。
  • 資産運用の全プロセスを自動で行ってもらえます。
  • 1%の手数料で資産運用の全てを委託できます。
  • AI(人工知能)を活用したリスクの抑制が図られます。
  • 簡易的に確定申告・納税を行える特定口座に対応しています。
  • 資産の分別管理によって、万が一の時でも資産が保護されます。

THEO+docomoはdocomoのdアカウントと連携したことで、docomoユーザーに対する新たなサービスが付帯されています。dアカウントを保有している人で、ロボアドバイザーによる投資をしたい人にはお得なツールになっています。

ロボアドバイザーTHEO+docomoのメリット

THEO+docomoでは資産預り額に応じたdポイントが付与されたり、おつり積立が利用できたりするなど、独自のメリットが得られます。

dポイントが毎月付与

THEO+docomoを利用していると、預り資産額に応じてdポイントが毎月付与されます。dポイントの付与率はdocomoを利用している人と利用していない人では以下のように異なります。

  • docomo利用者:1万円に付き1.5ポイント
  • docomo非利用者:1万円に付き1ポイント

例えば、docomoユーザーで預かり資産額が100万円の人は、100万円×1.5ポイント=150ポイントが毎月貯まります。年間にすると、1,800ポイントも貯まることになります。

dポイントは1ポイント:1円の価値があり、以下のように使用することができます。

  1. docomo料金の支払いに充てられます。
  2. dポイント特約店での買い物の支払いに充てられます。特約店にはローソンやマクドナルド、マツモトキヨシ、かっぱ寿司などがあります。
  3. d払いに使用することができます。
  4. ネットショッピングモールのdマーケットやAmazonでの支払いに充てられます。
  5. 電子マネーのiDに交換して、iD加盟店での支払いに充てられます。
  6. JALマイルやANAマイル、Pontaポイントに交換できます。

おつり積立の利用

THEO+docomoには「おつり積立」というサービスがあり、おつりが自動的に積立てられ、積立金がTHEOで投資されます。いわば、定期積立の一環として利用できます。おつり積立の仕組みは、dカードでの決済の基準額(100円、500円、1,000円の3パターン)の端数を毎月自動で積立てるというものです。

例えば、基準額を500円に設定したとします。そして、実際にdカードで支払った金額が2,700円だとします。その場合は差額のおつり300円(500円×6枚-2,700円)が自動的に積立てられます。貯まった積立金は毎月1回指定口座から引落とされ、THEO口座に入金されて投資に回されます。

なお、おつりは銀行口座から直接引落とされるため、dカードの請求額にはカウントされません。また、おつりの部分にはdポイントは付きません。

おつり積立の設定方法は以下になります

  1. THEO+docomoにログインし、メニュー「三」をタップします。
  2. メニューから「積立」を選択します。
  3. 「dカードを連携する」をタップし、おつり積立に関する条件を確認の上、「同意」をタップします。
  4. 翌日以降にdカード連携完了メールが送られてきます。
  5. メニューの「積立」から、おつり積立設定の「変更する」をタップします。
  6. おつり積立の基準額、上限額を選択し、「確定する」をタップして手続きが完了です。

ドコモ口座との連携

ドコモ口座というのは、docomoが提供している電子マネーのサービスです。銀行やコンビニなどで電子マネーをドコモ口座にチャージすると、インターネット上での買い物や送金が簡単にできるようになります。

ドコモ口座を利用すると、毎回銀行からTHEO口座に振込む必要がなくなります。また、ワンクリックで入金したり、THEOの口座にあるお金の一部をドコモ口座に出金したりすることが可能になります。

ログインの簡素化

dアカウントとTHEOを連携させることで、登録の申込や運用開始後のログインなどが簡単にできます。ログイン情報を忘れるという心配も要らなくなります。

手数料の実質割引

THEOの場合、通常では1%の手数料がかかりますが、THEO+docomodではポイントが付与されるため、実質コストが0.82%に削減されます。例えば、THEO+docomoで100万円を1年間運用すると1,800ポイントが付くため、手数料が1万円(100万円×1%)-1,800ポイント(1,800円分)=8,200円になります。

ロボアドバイザーTHEO+docomoのデメリット

THEOでは、投資金額によって手数料が最大35%OFFになるサービスの「THEO Color Palette」が提供されています。このサービスが適用される条件は、「毎月積立をしている」と「口座から出金をしていない」ことです。

ただ、THEO+docomoの場合は、条件に以下の2つが加わります。

  • 対象期間内、dカードGOLDの契約をしている。
  • dカードGOLDで毎月おつり積立をしている。

dカードGOLDは年会費が10,000円と高額なため、ハードルが高くなっていることは否めません。

ドコモ口座からロボアドバイザーTHEO+docomoへの入金方法

THEO+docomoへの入金は住信SBIネット銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、じぶん銀行から振込手数料無料のクイック入金ができます。また、通常の振込入金も可能です。

そして、ドコモ口座からの入金は以下のように行います。なお、入金は1万円から最大20万円までできます。

  1. THEO+docomoにログインし、「入金」をタップします。
  2. 「ドコモ口座と連携」をタップします。
  3. 金額を指定して、「ドコモ口座から入金」をタップすると入金が完了です。

ロボアドバイザーTHEOからTHEO+docomoへの移行方法

既にTHEOを利用している人はTHEO+docomoへアカウントを移行することができます。以下の手順で行います。

  1. THEOにログインし、メニュー「三」をタップします。
  2. 一覧にある「設定」をタップします。
  3. 「お客さま情報」をタップします。
  4. 「ご利用中のサービス」にTHEOが表示されているので、すぐ下にある「THEO+docomoへ切り替える」をタップします。
  5. 注意事項にチェックを入れ、続いて個人情報に関する基本方針を確認し、問題がなければ「THEO+docomoに切り替える」をタップして手続きが完了です。

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