ロボアドバイザー国内最大手【ウェルスナビ】からの資金の引き出しについて
ウェルスナビを初めて利用した際に気になるのは、お金の引き出しについてですよね。引き出しはとても重要な手続きなので、曖昧にしないでよく理解しておかなければいけません。ただもしも初めての利用だったら、引き出しについてわからないことも多いはずです。そこでウェルスナビの引き出しについて、基本的なことを含め解説します。
Contents
ウェルスナビの、ロボアドバイザー投資用資金の引き出し方法について
まずとても基本的なことですが、引き出し方法について理解しないことには何も始まらないですよね。引き出し方法がいまいち理解できていなかったら、ただ運用するだけになってしまいます。それでは何のために資産を運用しているのかわからないので、引き出し方法を頭の中にしっかり入れておかなければいけません。
引き出し方法は、大きく分けて2種類あります。それは全額を引き出すのか、それとも一部のお金だけ引き出すのかです。もう全てのお金を引き出して構わないと思うなら全額出金、全てのお金を引き出すのではなく一部を引き出したいなら金額を指定した出金を出金メニューから選びます。どちらも選ぶことができますので、都合に合わせて決めましょう。
引き出し希望の額に応じ、ETFと呼ばれる上場投資信託の売却手続きが行われます。お金を引き出しますので、売却手続きが行われるのは当然ですよね。この売却手続きが行われることにより、基本的には3営業日後に出金時振込先口座にお金が振り込まれます。ですが日本の休日だったりアメリカ市場の休業日がある場合は、少し遅れての引き出しになります。タイミングによっては、引き出すまでに少し時間がかかると覚えておきましょう。引き出しの手続きをしても、すぐに引き出しできるとは限りません。申請してから実際に引き出されるまで、タイムラグが発生する場合もあるということです。
ウェルスナビでは、このような形式で引き出しの方法がしっかりと決まっています。いったいいくら引き出すのかをよく考えるのはもちろん、場合によっては全額引き出したいと思うこともあるはずです。その引き出しの手続きをするのにどうすればいいのか戸惑っているとモタモタしてしまいますので、そうならないようどのようにして引き出しの手続きをすれば良いのかきちんと理解しておくことが大切です。理解しておけば引き出しをするのに手間取ることなくスムーズに引き出しができますから、思い通りになります。ウェルスナビの引き出し方法は、余すところなく把握しておくべきです。
ウェルスナビの引き出し申請の取り消しについて
ウェルスナビで引き出しの申請をしたけれども取り消したい場合、特定の条件を満たしていれば取り消しは可能です。ただ絶対に取り消しできるわけではないので、条件に注意しなければいけません。その条件とは時間的な期限が設けられていることです。
引き出し申請の手続きを行なった日の夜8時までは、引き出し申請の取り消しが可能です。ただしこの日が休日の場合や夜8時以降に引き出し申請の手続きを行なった場合は、翌営業日の夜8時までが取り消し手続きが可能な期限になります。
ウェルスナビの引き出し申請の取り消しでポイントになるのは、夜8時と休日なのかどうかです。この2つの条件により申請日の夜8時までが取り消しの期限なのか、それとも翌営業日の夜8時までなのかが違ってきます。特に重要ではない引き出しなら仮に申請の取り消しが間に合わなかったとしても、大した影響はないはずです。ですが重要な引き出しだったり、重要な資産運用が控えている時は、取り消し手続きの認識が正しくないと何かしらの悪影響が出てしまう場合もあります。引き出し申請の取り消しについてよく理解しておく必要があります。
ウェルスナビの引き出し時の振込口座を変えたい場合
ウェルスナビは、引き出し時の振込口座を変えることが可能です。引き出し時の振込口座を変えられるサービスはあらかじめ決まっていますので、事前に確認したうえで口座変更手続きをすればOKです。ソニー銀行やイオン銀行など主に銀行系のウェルスナビは、支店もしくは口座番号だけが、振込口座変更の対象となっています。ですから自分がどのサービスでウェルスナビを利用しているかにより、引き出し時の振込口座を変えられるかどうかが決まります。
またウェルスナビの引き出し時の振込口座を変える手続きは、スマホアプリではなくウェルスナビのサイトからでしか受け付けていません。振込口座を変えたい場合は、ウェルスナビのサイトへアクセスしましょう。
手続きの方法は簡単です。ログインしたら、表示されているお客様番号を選びます。選ぶとお客様情報という項目が表示されますので、次にそれを選びます。変更したい内容にチェックを入れ、変更のために必要な確認書類をアップロードすれば手続きが済ませられます。無事完了すれば、登録メールアドレスへと手続き完了のメールが送信されます。
ウェルスナビの引き出しにおける手数料について
ウェルスナビの引き出しにおいて手数料を支払わなければいけないのかどうかは、非常に気になるところですよね。もしも手数料が発生するなら、引き出す頻度はよく考えなければいけません。ウェルスナビの引き出しに対する手数料ですが、引き出すからといって手数料が発生するわけではありません。つまり出金に対する手数料は無料ということです。
ただ気をつけなければいけないのは、全額を引き出す場合です。全額を引き出す場合は、ウェルスナビのサービス利用に関する当月分の手数料がかかります。運用を開始してからの預かり資産に対し、それぞれの利用者に応じた手数料が課せられます。ですので一部のお金を引き出すのではなく全額を引き出す場合は、手数料に十分注意を払って引き出しをするかどうか決めなければいけません。
サービスを利用するなら、手数料をしっかり把握しておくことはとても大事です。ウェルスナビの引き出しにおける手数料はいったいどうなっているのか、誤った理解だと勘違いが原因で損をしてしまうかもしれません。それはとてももったいないことなので、手数料がどうなっているのか正しく理解しておきましょう。
ウェルスナビは外貨のままでは引き出しできない
ウェルスナビは、外貨のままでの引き出しはできません。引き出しの通貨はすべて円になりますので、円に両替されて引き出されます。ETFの売却を行った際、午後4時の為替レートをもとに両替されます。ですから引き出しの申請をする際は、もちろん円で金額の指定をしなければいけません。外貨のままでは引き出しできませんので、その点は注意が必要です。
国内で使えるお金は円ですので、使うために引き出しするなら円でまったく問題ないはずです。ただ場合によっては、外貨のほうが良いと思う人もいるかもしれません。ですがそれはできないということを踏まえたうえで引き出しの手続きを行うようにしましょう。
ウェルスナビはロボアドバイザーによる資産運用ですので、引き出しについてそれほど深く考えることなく利用している人が実は多いのかもしれません。曖昧な知識のままだと外貨のまま引き出しすることも可能なのではないかと勝手に決めつけてしまいがちですが、それはできないです。為替レートをもとに円へと両替されて振込口座へと入金されますので、そこは勘違いしないようしっかり注意するがあります。
ロボアドバイザー・ラボ【公式サイト】TOP
ロボアドバイザー・ラボとは|About the Author
-
ロボアドバイザー情報専門メディア、ロボアドバイザー・ラボ。
ロボアドバイザーに関する専門情報をお届けします。
【メディア掲載】(※一部。順不同。)
・財経新聞
・朝日新聞デジタル
・SANSPO.COM
・SankeiBiz
・Mapionニュース
・楽天Infoseekニュース
・エキサイトニュース
・BIGLOBEニュース
・@nifty ビジネス
最新の投稿
- 2021.03.05ロボアドバイザー全般投資一任型ロボアドバイザー&助言型ロボアドバイザー、それぞれのメリット&デメリットを一覧で解説
- 2021.03.01ロボアドバイザー全般【ロボアドバイザーと積立NISA】それぞれのメリット&デメリット、向き・不向きを徹底解説
- 2020.09.26ロボアドバイザー全般融資型クラウドファンディングでの注意点
- 2020.04.21ロボアドバイザー全般ロボアドバイザーと確定申告