ウェルスナビ(WealthNavi)提携企業のおすすめはどこ?
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利用者の資産を自動的に投資で運用するロボアドバイザーの中で、圧倒的な人気を誇るのが「WealthNavi(ウェルスナビ)」です。そのWealthNaviはウェルスナビ株式会社から提供されていますが、実はウェルスナビi株式会社は多くの企業と提携しており、以下の10の企業でもWealthNaviを使うことができます。
- WealthNavi for SBI証券
- WealthNavi for住信SBIネット銀行
- WealthNavi forソニー銀行
- WealthNavi forイオン銀行
- WealthNavi for横浜銀行
- WealthNavi for JAL
- WealthNavi for TOKYU POINT
- WealthNavi forじぶん銀行
- WealthNavi for ANA
- WealthNavi forネオモバ
当然、同じロボアドバイザーが運用するため、運用業績に違いは起きません。また、手数料も預り資産3000万円までは年率1%、3000万円を超える部分については年率0.5%とということも同じです。
なお、WealthNaviの口座は1人1口座しか開設できません。従って、おすすめとなるのは、取引の利用頻度の高い企業でWealthNaviの口座を持つことです。なお、最低投資金額はWealthNavi for ANAの30万円と、WealthNavi forネオモバの1万円以外は、全て10万円です。
ちなみに、WealthNaviが提供している「長期割」という割引サービスは、提携企業では一切取扱われていません。長期割というのは、資産残高が50万円以上になると、手数料が6ヶ月ごとに0.01%ずつ割引かれる特典のことです。最大では0.1%まで割引かれるため、手数料が0.9%になります。
WealthNaviの提携企業ではそれぞれ提供されるサービスが異なります。
1.マメタスの利用
「マメタス」を利用したい人は、WealthNavi for住信SBIネット銀行、WealthNavi forソニー銀行、WealthNavi for横浜銀行が適しています。
①マメタスの内容
マメタスはWealthNaviから提供されているスマホアプリ(iOS版、Android版)のことですが、クレジットカードや電子マネーで買い物をした際のおつりをWealthNaviの運用資金に回せます。生活費からまとまった投資資金を計画的に確保するというのはなかなかできないものですが、普段の買い物のおつり程度であれば、ストレスなく貯まるものです。
マメタスの利用においては事前に、買い物における支払いの通貨単位を100円、500円、1,000円の中から選んでアプリに登録します。そして、支払い時に出たおつりの金額分が運用資金に回されます。なお、マメタスは初回の10万円の入金が要りません。
②マメタスの使い方
例えば、2,370円の買い物をしたとします。この場合、支払い単位を100円に設定してあると、おつりは30円になります(100円×24枚-2,370円)。500円単位であれば130円(500円×5枚-2,370円)、1,000円単位であれば630円(1,000円×3枚-2,370円)がおつりとなり、その金額が運用資金に組み込まれます。
仮に、1日平均200円のおつりだと1ヶ月で6,000円、500円だと15,000円が貯まります。そして、1ヶ月分のおつりがマメタスに貯められ、月に一度貯まったお金が投資で運用されます。ただし、運用できる金額は1万円からになるため、1万円未満の場合は翌月に繰越されます。
なお、あくまでも登録してあるクレジットカードや電子マネーで支払った場合が対象であるため、現金で支払うと運用資金が出ません。また、おつり以外にも追加投資の金額を設定したり、毎日一定額を自動で積立てたりすることも可能です。
③マメタスの登録
上記3銀行の口座を所有していると、マメタスが利用できます。マメタスの利用は始めに、デジタル家計簿アプリ「Moneytree」のアカウントを開設し、普段使っているクレジットカードや電子マネーを登録してマメタスと連携させます。クレジットカードや電子マネーの利用明細はMoneytreeによって管理されており、買い物の「おつり」分が自動的にWealthNaviの積立に回されます。なお、Moneytreeには約120種類のクレジットカードやnanaco、WAON、楽天Edyなどの電子マネーが登録できるため、マメタスを利用できないということがありません。
2.マイルの付与
普段、飛行機を利用する機会の多い人におすすめなのが、WealthNavi for ANAとWealthNavi for JALです。WealthNavi for ANAは4半期ごとに50マイルをもらえるため、年間では200マイルを貯めることができます。ただし、WealthNaviの平均資産評価額が100万円以上になっていることが条件です。
一方、WealthNavi for JALは資産額が30万円以上で年間180マイル、資産額100万円以上なら年間600マイルまで貯められます。さらに、資産額1,000万以上になると、年間6,000マイルが貯まります。
なお、マイルが貯まることに変わりはありませんが、WealthNavi for ANAの運用最低資金は30万円になっており、最低運用資金が10万円のWealthNavi for JALの方がおすすめです。
3.コンサルタントへの相談
投資では難しい判断を迫られることが多いため、投資経験の浅い人にとっては専門家に相談したいと思うことが少なくありません。そんな人におすすめしたいのが、WealthNavi for SBI証券です。「GAIA株式会社」のフィナンシャルプランナーからコンサルを受けることができるため、高額の資金をWealthNaviで運用している場合は、利用すると大きなメリットを得られます。
4.ポイントの付与
現金と同様に使えるポイントのもらえるサービスがあり、それがWealthNavi for TOKYU POINTです。このサービスは「東急カード」の会員用であり、毎月の運用平均額1万円に対し、年間0.12%の東急ポイントが付与されます。従って、資産額30万円以上なら年間360ポイント、資産額100万円以上なら年間1,200ポイントまで貯められます。
5.少額での運用
WealthNaviは提携企業ともに、最低投資金額は10万円、毎月の自動運用は1万円からとなっています。給与の低いサラリーマンや主婦にとって10万円は大金であり、1万円の積立も簡単ではありません。そんな人におすすめなのが、WealthNavi forネオモバです。
WealthNavi forネオモバはSBIネオモバイル証券が提供しているサービスで、最低投資金額は1万円、自動積立は5,000円からできます。少額で投資したい人には最適なWealthNaviです。
提携企業との取引がほとんど無い場合は、本体のWealthNaviで運用します。本体のWealthNaviであれば、長期割のサービスが受けられ、マメタスの利用も可能です。提携企業での利用に特段のメリットが無い限り、本体のWealthNaviでの運用が得策です。
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