【ロボアドバイザー国内最大手】ウェルスナビの口座について
ウェルスナビの口座を利用するメリット
現在、人気が上昇しているロボアドバイザーの中で、運用実績やサービスの品質の高さで最も評価の高いのが「WealthNavi(ウェルスナビ)」です。WealthNaviを利用すれば、何もしなくても資産を増やしてもらえます。
また、WealthNaviは単に利用者の資産を自動的に運用してくれるだけではなく、便利な機能が付帯されています。例えば、自動税金最適化機能(DeTAX)を利用すると税金の支払いを繰延べできるため、税金分の資産を複利で運用することができます。また、リバランス機能では、ポートフォリオ(投資商品に対する資産配分)にズレが生じた時に、自動的に元の状態に調節してもらえます。
ウェルスナビの口座開設時における無料診断
WealthNaviには「無料診断」というツールがあり、投資を始める前に自分の投資適性を確認できます。この無料診断は口座の開設前でも開設後でも可能なため、口座を開設せずに無料診断だけを受けることもできます。
無料診断を受ける時はWealthNaviの公式サイトにアクセスし、トップページにある「無料診断」をクリックします。
1.6つの診断項目に回答
「診断を始める」をクリックします。6つの質問が出されるので、それぞれに回答します。質問内容は簡単なものですが、自分に適したポートフォリオを構築するための指針になるため、丁寧に回答することが肝心です。
①年齢
最初の質問は年齢です。20代・30代・40代・50代・60代以上の中から、該当する年代のラジオボタンにチェックを入れます。なお、未成年の人は登録ができません。
②年収
次に、年収を確認されます。
- 300万円未満
- 300万円〜500万円未満
- 500万円〜1000万円未満
- 1000万円〜2000万円未満
- 2000万円以上
上記5つから、該当する年収のラジオボタンにチェックを入れます。
③金融資産
続いて、金融資産について質問されます。
- 500万円未満
- 500万円〜1000万円未満
- 1000万円〜3000万円未満
- 3000万円〜3億円未満
- 3億円以上
該当するものにチェックを入れます。
④積立額
4つめは、毎月の積立額の確認です。初期投資の金額のまま運用を続けたい場合は、「なし」にチェックを入れます。ただ、WealthNaviは長期運用と積立運用を併用することで、安定的に確実な資産増加が図れます。できうる限り自動積立を行った方が有効です。自動積立は以下の4つの金額の中から無理のない金額を選択します。なお、積立額の設定変更はいつでも可能です。
- なし
- 1万円
- 3万円
- 5万円
- 10万円
⑤資産運用の目的
5つめは、資産運用の目的です。
- 余裕資金を着実に運用
- 住宅購入のため短期的に運用
- 退職金をしっかり運用
- 子供のための長期的な資金づくり
上記の中から最も近い目的を選択します。
⑥株価の下落
最後が「株価が1ヶ月で20%下落したら?」という質問です。株価が大幅に下落した時の対応が、利用者の投資に対する意思が最も反映されます。また、その意思が「リスク許容度」の判定に繋がり、ポートフォリオに大きく関わります。従って、慎重に選択することが大事です。
- 投資資産をすべて売却する
- 投資資産を一部売却する
- 何もしない
- 追加投資を行う
上記の4つから選択します。
2.診断結果の確認
診断が終了すると画面に診断結果が表示され、そこに「Forecast」、「Simulation」、「Portfolio」の3つのタグがあります。
①Forecast(フォアキャスト)
実際に投資を行った場合、どのくらいの確率でリターンを得られるのかが確認できます。例えば、300万円を元本にして30年間運用したとします。その場合は、70%の確率で799万円以上になり、50%の確率で1,216万円以上となり、30%の確率で1,859万円以上になることがグラフにして表示されます。
また、「詳細設定」をクリックすると、目標金額や運用期間を指定できます。それぞれの項目を自分のニーズに合わせて、将来の資産の変化を確認できます。なお、「リスク許容度」という項目がありますが、リスク許容度を高くするほどリターンが大きくなりますが、比例して損失を生じる確率が上がります。
②Simulation(シミュレーション)
リーマンショックの発生以前から資産運用をしていたと仮定し、現在までにどの程度まで資産が増加したのかを確認できます。2008年のリーマンショックの直後は、元本の300万円が半減するほどの損失が出ますが、2018年2月の頃には資産が500万円を超えます。これを見ても分かるように、WealthNaviは短期的な利益を狙うツールではなく、10年以上の長期投資を前提としたサービスと言えます。
③Portfolio(ポートフォリオ)
無料診断における回答に即したポートフォリオが提案されます。資産は米国株から新興国株、米国債券、不動産投資など多岐に渡る金融商品に分散されて運用されます。当然、利用者ごとに診断結果が異なるため、ポートフォリオの内容が変わります。
無料診断を終えたら口座開設に進みますが、以下のものを事前に用意します。
- メールアドレス
- パスワード
- 銀行口座(口座番号、名義人)
- マイナンバー(個人番号通知カード)
- 運転免許証(マイナンバーカードがある場合は不要)
①「口座開設のお申し込み」ページでメールアドレスを入力し、「次へ」をクリックします。
②すぐに、WealthNaviからメールが届き、そこに4桁の認証コードが記載されています。その認証コードを申込ページに入力します(認証コードの有効時間の20分を過ぎると、新しい認証コードが必要)。次に、任意のパスワードを入力しますが、「8文字以上」で「大文字、小文字、数字」をそれぞれ含むことが必須です。入力したら、「ユーザー登録する」をクリックします。
③「お客様情報をご登録ください」の画面が表示されます。以下の項目の選択と、入力を行います。
・性別
・電話番号
・職業
・株、投資信託、外貨預金、FX、債券の経験の有無
・出金時の振込先口座
・支店名
・口座の種類
・口座番号
・口座名義人
最後に、「本人名義(本人確認書類に記載されている名前と同じ)です」にチェックを入れ、「個人情報の取り扱いについて」に同意した後、「登録」をクリックします。
④「本人確認書類をアップロードしてください」のページが開きます。本人確認書類は「運転免許証+個人番号通知カード」か「マイナンバーカード」のどちらかになります。選択した確認書類の表面をスマホで写真に撮り、パソコンに保存します(氏名や住所の変更が裏面に記載されている場合は裏面の写真も必要)。保存した画像データをアップロード用画面に貼り付け、「次へ」をクリックします。
⑤「規約等の同意」画面が表示されるので、内容を確認してラジオボタンにチェックを付けます。続いて、以下の3つを確認します。
・源泉徴収あり特定口座を希望します
・反社会的な勢力ではありません
・日本に居住しています。米国人ではありません。
「特定口座(源泉徴収あり)」を選択すると、自分で確定申告をする必要が無くなります。最後に同意ボタンにチェックを入れ、「申し込む」をクリックします。
以上で口座開設の申込手続きは終了です。表示された「お申し込みを受付けました」の画面で、「口座開設のお知らせ」(簡易書留)の配達希望日の有無を指定し、「配達希望を決定」をクリックします
⑥「口座開設のお申し込みを承りました」というメールが送られてきたら、手続きは完了です。簡易書留を受取った後、WealthNaviの口座へ入金すると運用が開始されます。
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