ロボアドバイザーと「特定口座」

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ロボアドバイザーを利用する時に質問で特定口座の文字

ロボアドバイザーの利用ができるようになってから、気軽に投資を始める人の数増えてきましたね。
実際のところ、1から10まで自分で全て考えて売買をするというのは、やはり難しいものですし投資初心者にはお手上げです。
自然こうした人の場合はこれまでは、信託会社や証券会社の窓口で、スタッフに説明を受けておすすめの銘柄を購入したりしたものです。
お金に余裕がある、もしくはこの先の老後に備えての資金運用、と言う場合が多かったのですね。
それ以外の人がこの手の窓口に行くこと自体が、珍しかったものです。
しかしネットの普及やAIの進化に伴って、こうした株やFXの売買にも変化が見えてきました。特にロボットの登場は、投資関係に大きな変化をもたらしましたね。
これまで窓口で相談、購入していたのものがネットで簡単に手続きができるようになったのも大きな変革です。
そして相談相手が、人間からロボットに変わったというのも、最大の変化と言っていいでしょう。
人間は間違いを犯すものです。もちろんロボットも、完全に何時も正しく投資を示唆してくれるわけではありません。
しかしどうしても人間の場合、感情というものが判断に変化を加えてしまいます。
証券会社のスタッフなど、できるだけ中立の立場で商品を顧客に勧めてはいますが、個人的感情が入るのは仕方ありません。でもロボットにはそれがないのです。
そのために、現状で一番いい投資を勧めてくれますし、その後もあれこれとアドバイスしてくれるわけです。
ありがたいことにこのロボット、最初に証券会社に口座を開くときにも、アドバイスをくれますね。無料で出来るところもありますので、ちょっと試してみてください。
いくつかの選択肢を選ぶと、当人に最適な投資方法をはじき出してくれるのです。試すだけでも面白いので、時間があったらやってみてください。
そしてその後口座開設になっていくのも、これも選択肢を示されて選んでいくだけで終わりますので、本当に時間もかからず楽に開始が出来るのです。
その時に画面に出てくる選択肢の1つに、特定口座の文字があります。


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ロボアドバイザーを利用するのに知っておきたい特定口座

さてこの口座開設の時に、規約などの同意画面に特定口座とか源泉徴収の文字が見えます。
証券会社によって違いはありますが大体のところ、源泉徴収ありの特定口座、源泉徴収なしの特定口座、一般口座の3種類を用意している会社が多いですね。
普通の会社勤めの人の場合、源泉徴収とか言われてもピンとこないかと思われます。自営や自由業の場合は、これはおなじみの単語です。
年の終わりに確定申告をする必要があって、そこで全部申告税金を支払う場合と、契約によってとりあえず源泉徴収で一時的に税金になるものが引かれていく場合です。
前者は全部自分で収入支出をまとめて申告ですし、税金をそこで払うということになります。
後者の場合、源泉徴収は職種などによって違ってきますが、10%から20%が引かれます。しかしこれを確定申告で調整すると、ある程度のお金が戻ってきます。
必要経費など申告すれば、その分お金が戻ってくるのですね。自由業の人の場合、ボーナス気分になれます。
まあ面倒なことはどちらも変わりないのですが、後で支払うか、先に支払って支払いすぎた分を返してもらうかの違いですね。
これのどちらになるかは、本当に仕事によって差があるのですが、ロボアドバイザーを利用した投資の場合、どれにするか選べるというのが、結構嬉しいところです。

ロボアドバイザーでの投資前に一般口座と特定口座の特徴は

さて選択肢に3つある場合、どれを選べば良いのかちょっと迷ってしまいます。
特に他に給与所得の発生する仕事を持っている人の場合、どう違うのかもいささか不明になりますね。また給与所得以外でも申告かと、頭が痛むかもしれません。
この3つですが、簡単に違いを述べて比べてみましょう。
一般口座の場合は、これは利用者が全て経費や利益を計算、年間取引報告書の作成もして確定申告しなくてはなりません。
一番面倒ですが、利益が少なかった場合には申告が不要になります。
特定口座のように、少ない利益に対しての源泉徴収も一律に行われる場合、損してしまう可能性もあります。でも一般口座ならそれはないということですね。
特定口座の源泉徴収なしというのは、これは本当に中間の感じです。源泉徴収されないという点では一般口座と同じです。
ただ違うのは、一般口座の場合は利用者が作らなくてはいけない年間取引報告書を、証券会社が作ってくれるという点です。
これまあ美味しいところどりではあります。利益が少なければ確定申告しなくても済みますし、源泉徴収もされません。
また確定申告が必要なほどに利益が出た場合の書類関係に置いても、一般口座よりも楽に用意ができます。
この源泉徴収なしの特定口座の場合、基本的には確定申告が必要になりますので、心得ておいてください。
ロボアドバイサーでの取り引きだと、それなりに利益が出る事がほとんどなのです。
最後に源泉徴収ありの特定口座です。証券会社側で源泉徴収して自動的に引かれていきますので、確定申告の必要はありません。
面倒でないという点では、これが一番選んでおいて損はない方法です。

ロボアドバイザーは結構利益が出るので特定口座を利用するか一般口座にするかも大事

ロボアドバイザーでの取り引きには実は種類があります。
投資の件において一任してしまう投資一任型と、ロボアドバイザーのアドバイスを貰って自分で運用するアドバイス型です。
どちらを選ぶかは、投資経験や当人のスタイルによって選ぶのが良いでしょう。
FXでのトラリピなどと同じ様に、投資一任型にしてしまえば後は設定どおりにロボアドバイザーが取引してくれますので、初心者には面倒がありません。
ロボアドバイザーも学習していきますので、段々と賢くなっていってくれます。手間を掛けずに地道にと言う人にはおすすめですね。
また投資経験の浅い人にも、このタイプなら最初の設定だけで後は様子を見られますので、勉強しつつ投資を行うことが出来ます。
設定方法などもアドバイスしてくれますので、とても安心ですね。
アドバイス型の方は、こちらは自力での運用が基本です。折々に、ちょっとこれはどうかなと思うような場面で、ロボアドバイザーにアドバイスを貰えます。
今までならこういう時には証券会社のスタッフに相談、となっていましたが時代は変わり、冷静で私情の入らないロボットがアドバイスしてくれます。
経験者で、やはり運用は自力で、リスクなどもこまめに自分で調整という人には、こちらがおすすめです。
どちらにしても、かなりこれまでよりも少ないリスクでの投資が可能だということです。
ということは利益も出るということで、特定口座か一般口座かしっかりと選ぶ必要も出るのですね。

ロボアドバイザー利用の取り引きで特定口座を利用するメリット

一般口座を選んだほうが良いのか、特定口座にしたほうが良いのか、かなり迷うところです。
ただ利用する人のよってはやはり、特定口座のほうがおすすめなのです。
というのも、一任型のようなロボアドバイザーを使うのは、他に仕事を持っているとかの、ある程度の放置で資産運用したい人が多いからなのです。
もしくはリタイア後の資産運用を、少額でも試してみたい人などですね。
こういった場合、大手の投資家ではないのでそれほど多額の投資は行わないのが普通です。となると、利益もそれなりの金額ということです。
特定口座の源泉徴収タイプだと、一律20%引かれるという問題はありますが、いちいち確定申告にいかなくても済むというメリットがあります。
他に仕事があって投資もという人の場合、時間の節約のためにも特定口座での運用がおすすめなのですね。
もし取られすぎているなと思った場合は、必要経費も計算して申告に行けば、お金が返ってくることもあります。
何れにせよ、時間を大事にしたい、できるだけ面倒なくしたいという場合は、特定口座を選んでおくのがおすすめになります。

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