ロボアドバイザー【ウェルスナビ】と、emaxis

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ロボアドバイザー【ウェルスナビ】積立とemaxis積立のそれぞれの特徴

積立による投資は、長期運用で無理のない資産構築の方法です。
極力リスクを抑えつつ、毎月一定額を積み重ねていくことで、安定した資産運用ができます。
現状では、銀行の定期預金を利用しても、マイナス金利政策によって利息での資産運用が期待できない状況です。
そのお金を投資に回すことで、有効活用できる可能性があります。
但し、投資には損失のリスクが伴うため、できるだけ安全性の高いものに長期投資することが適切です。
ウェルスナビは投資一任型のロボアドバイザーとして、多くの投資家が利用しています。
長期運用や分散投資を全自動で行うことで、投資家にとって労力がかからず、最適な投資プランのもとに運用できる機能的特徴があります。
ウェルスナビの優れた点は、利用者個人の条件に沿った形で、適切な投資のポートフォリオを作成する点にあります。
投資知識がある人でも、どのような投資商品の組み合わせが自分にとって最適かは、選択が難しい場合もあるでしょう。
客観的な判断をしようとしても、そこに感情が入りがちになるからです。
全自動のロボアドバイザーであれば、個人的感情を除外して、あくまで客観的で冷静にその人に合った投資商品やスタイルの提案が可能です。
一方、長期投資の方法として、証券会社や銀行の投資信託を利用している人も多いです。
投資信託は、運用のプロが株式や債券などを選択して運用する金融商品です。
投資家にとっては、すでに専門家が選んだ最適な投資商品を購入できる点がメリットです。
インデックスファンドやバランスファンドのように、株や債券、国内や海外、先進国や新興国など、幅広い銘柄をパッケージにした投資信託があります。
三菱UFJ国際投信が提供するemaxisシリーズもその一つであり、長期投資に向いたインデックスファンドです。

ロボアドバイザー【ウェルスナビ】積立とemaxis積立の違い(手数料と最低積立金額)

ウェルスナビを利用する場合の手数料は、預かり資産の年率1%(3000万円を超える部分については0.5%)になります。
ETFの購入や最適なポートフォリオの作成など、運用に関わる面倒な作業は全てロボアドバイザーが行うため、手数料は必要になるものの、投資の効率化にとって大きなプラスです。
一方、投資信託であるemaxisを積立で購入する場合は、ウェルスナビよりも格安の手数料になります。
emaxisシリーズは、ノーロードと呼ばれる販売手数料が無料の商品です。
購入や売却に手数料がかからないため、毎月の積立投資もコストを気にせずに利用できます。
但し、保有し続ける間にかかる「信託報酬」と呼ばれる手数料は必要です。
インデックスファンドは全体的に信託報酬が格安のため、これに関してもそこまで気にする必要のない額です。
emaxisの信託報酬も安く設定されていますが、特に「emaxisスリム」のシリーズはインデックスファンドやバランスファンドの中でもトップを争う信託報酬の安さです。
積立に必要な最低投資金額については、ウェルスナビでは月1万円からです。(ウェルスナビforネオモバを利用する場合は月5千円から)
これと比較してemaxisの場合は、月100円からの積立設定が可能です。
emaxisの方が安い価格で積立設定できるため、投資に初めて取り組むような人にとっては手軽に始めやすいメリットがあります。
ウェルスナビ積立と積立投信のどちらの利用に関しても、月1回だけではなく、月に複数回の購入設定をすることも可能です。
この場合はさらに細かく積立設定ができるため分散効果は高まりますが、基本的には月1回を継続して購入する方法であれば十分に分散購入になっています。

ロボアドバイザー【ウェルスナビ】積立とemaxis積立の違い(積立NISA)

NISAとは、株式や投資信託による利益を5年間非課税にする制度です。
「少額投資非課税制度」とも呼ばれ、2014年に制度が開始されました。
非課税期間は最長5年間で、投資金額の120万円までが対象になります。
証券会社や銀行から口座開設が可能ですが、NISA口座に関しては1人で1口座のみの保有に限定されています。
NISA口座では税金が免除になるため、ある程度の投資利益が出ている人にとっては、節税として高い利用効果があります。
emaxisなどの投資信託を購入する場合もNISA口座の利用が可能です。
NISAには、積立で活用できる「積立NISA」もあります。
こちらの方は2018年からスタートした制度で、対象となる投資限度額が40万円であり、期間が最長で20年という点が一般NISAと違っています。
一方、ウェルスナビの運用では、一般NISAや積立NISAを利用することができません。
ウェルスナビではNISAによる非課税枠を活用できないため、税金面では、証券会社や銀行を利用したemaxisなどの投資信託をNISA口座で購入する方が税金を抑えることができるメリットがあります。

ロボアドバイザー【ウェルスナビ】積立とemaxis積立の違い(投資労力)

ウェルスナビ積立で最も利用メリットの大きな部分は、投資商品のポートフォリオを自動積立の度に最適なものにしてくれることです。
証券会社や銀行の積立投信では、購入は自動で行われるものの、商品の選択やポートフォリオは自分で作成する必要があります。
もちろん、emaxisシリーズのように、世界の株式や債券などをバランスよくパッケージにした投資商品があります。
この場合は一つの投資商品でバランスが取れている点がメリットですが、投資家自身が自分の好みに合わせてバランスを変えることはできません。
「今は株価が値上がり傾向のため株式の比重を大きくしたい」「経済の先行きが不透明になってきたので安全性の高い債権の比重を大きくしたい」などの希望が出てきた場合には、自分で新たな商品を追加購入するか、商品を変更する必要があります。
ウェルスナビの場合は、積立を行う中で崩れてきたポートフォリオを整えたり、相場状況に合わせて購入商品の比重を変えたりするため、利用者は何もしなくても運用が常に最適化されている状態になります。
ウェルスナビ積立と積立投信を比較した場合に、すでに運用中で手を加えないのであれば、どちらも放置型のため労力に違いはありません。
慎重にポートフォリオを考えて、より効果的で高いパフォーマンスを目指す際は、ウェルスナビはそのための労力が必要なく便利です。

ロボアドバイザー【ウェルスナビ】積立とemaxis積立でそれぞれに向いているタイプ

証券会社や銀行でemaxisなどの積立を行う場合は、月々最低100円から利用が可能という低予算で開始ができます。
投資が初めての人、まずは積立投信とはどのようなものかを確認したい人にとって、emaxisなどの積立は金銭的負担が軽いメリットがあります。
もちろん運用に慣れてくれば、途中から投資金額を上げることも可能です。
最初はあまり投資にかける予算がない人にとっても、積立投信は利用しやすい方法です。
一方、ウェルスナビによる積立を利用する場合は、ある程度の月々の負担が必要になるため、資金的に一定の金額が出せる人に向いています。
安全性を高めながら最高の投資パフォーマンスを出したいタイプの人にとっても有効利用できるでしょう。
可能な限り手数料を抑えたい人や、ポートフォリオを自分で組みたい人などは、自分の裁量でできる積立投信の方が向いています。
どちらの方法も初心者にとって利用しやすいものですが、手数料や投資金額、状況によっては労力面の違いもあるため、より自分に合った方の選択が必要です。
また幅広い方法での投資を目的とする人であれば、通常の投資方法に加えて、ウェルスナビによる運用も併用して活用することもできます。


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