jddのロボアドバイザーについて
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jddのロボアドバイザーが話題
ロボアドバイザーは国内外を問わず話題の多い分野です。そんなホットなジャンルであるロボアドバイザーの中でも国内で話題を呼んでいるのが今回紹介するjdd(Japan Digital Design 株式会社)のロボアドバイザーになります。このjddが運営するロボアドバイザーやそもそもまだ十分な知名度がないjddとはどんな会社なのか、またどんなニュースがあるのかと言ったことを紹介しながら、注目されるjddのロボアドバイザーについてお話ししていきます。これを読めばきっとjddやその運営しているロボアドバイザーがどんなものなのかを知ることができるのではないでしょうか。
これらの点について、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
ちなみにこのロボアドバイザーですが、どんなことをしてくれるのかと言うと、お金を預けると自動で運用を行ってくれたり、質問に答えると自動でおすすめの運用方法をアドバイスしたり、おすすめの商品を紹介してくれるといったサービスを行うプログラムで、資産以外にも多くの分野で利用が期待されているものです。このロボアドバイザーで金融商品やそれ以外の分野でも利用できないか、そういったことを挑戦しているのがjddと言う会社で、そんなコンセプトでロボアドバイザーを運営していることで話題となっています。
ロボアドバイザーを運営するjddとは
jddはいきなり登場して話題になっている会社ではありません。実は三菱UFJの完全な子会社なのです。その点について、概要やどんな会社なのか、そして事業内容やロボアドバイザーについて紹介します。
jddは正式名称Japan Digital Design 株式会社という2017年に設立された東京の企業です。ほぼ100%の株式を三菱UFJや三菱系列の会社が保有しており、三菱UFJの連結子会社という存在になります。そのため、新興の企業でありながらも注目度は高く、展開するサービスも魅力的なものを持っていると言えるのです。また資本金も36億円と通常の企業よりも強力な資本を持っており、ただの新興企業ではないということを意味しています。
三菱UFJ銀行内の組織であったイノベーション・ラボをスピンオフさせたという経緯から、もともと三菱UFJ銀行の関係者も多く在籍していますが、新しい事業という観点から積極的に外部の人材採用しています。また、親会社である三菱UFJ銀行はもちろん旧来の銀行(各都道府県の有力な地方銀行)とも深いつながりがあり、これらの銀行向けに様々なITサービスを提供していく可能性を秘めているという企業でもあるのです。
事業内容は今回紹介するロボアドバイザー(みんかぶ保険)や中国のSNS最大手Tencent(腾讯)(世界最大のゲーム会社なども運営)と提携した中国人観光客向けの日本観光案内サイトである動画投稿コミュニティサービス「第j站(jStation)」の運営を行っています。
ロボアドバイザーに関しては今お話ししたみんかぶ保険を運営しており、実はこのみんかぶ保険は画期的なロボアドバイザーサービスとして注目を浴びているのです。ロボアドバイザーと言えば金融と言うイメージを打破するようなロボアドバイザーだからと言うのがその理由になります。
関連記事:
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jddのロボアドバイザーの特徴
ではjddのロボアドバイザーであるみんかぶ保険とはどんなロボアドバイザーなのでしょうか。このロボアドバイザーは「じぶんの保険デザイン」と言う名前で展開されており、特徴としてアドバイス型ロボアドバイザーであること、保険を扱うということ、保険会社に関係なく横断的にプランを作成できるということの3つです。
アドバイス型ロボアドバイザーというのは自分保険デザイン自身がお金を預かって生命保険に加入していくのではなく、あくまでアドバイスという形で様々な保険商品を紹介していくという特徴を持っています。ただしこのアドバイスは加盟する生命保険会社や三菱UFJ銀行グループがもつビックデータを解析したものを使用しており、本格的な保険のデザインを簡単に行うことができるのです。家族公正な年齢を選び、質問に答えるだけでアドバイスが得られるという特徴を持っています。
保険を扱っているという点も特徴です。従来のロボアドバイザーは基本的に資産運用のみにフォーカスされたものとなっていました。そのため今の財産の状態を入力してその運用方法をアドバイスしたり、ロボアドバイザー自身で運用したりすると言ったことを行っていたのです。しかし、このじぶんの保険デザインは様々な保険の組み合わせをロボアドバイザーによってデザインを行って紹介していくというもので、金融ではなく保険を扱うロボアドバイザーと言う特徴があります。
最後が保険会社に関係なく横断的にプランを作成してくれるという点です。従来のアドバイス型ロボアドバイザーは自社の商品だけを紹介すると言ったものが多かったのですが、このアドバイス型ロボアドバイザーは数多くの保険会社を組み合わせたプランを作成します。例えばこの分野は日本生命で、あの分野は朝日生命、ここはマニュライフ生命と言うように様々な会社の保険を組み合わせたものをプランとしてアドバイスすることも当然のように行ってくれます。
このような特徴を持ったロボアドバイザーがjddのロボアドバイザーなのです。
jddのロボアドバイザーのニュース
jddのロボアドバイザーのニュースも多くあります。めぼしいものとしてみんかぶとの業務提携、大手生命保険会社との契約、そしてこのロボアドバイザーノウハウを生かした中小企業向けレンディングサービス「BizLENDING」へのAI審査モデルを提供と言ったものです。
みんかぶとの提携ですが、みんかぶは株式関連のSNSや株価予想を行うIT企業で資産運用を行うための情報を提供してくれる企業です。このような企業と提携することでリテラシーの高い層に対する運用のノウハウやIT技術を共有することで効率の良いロボアドバイザーの運用が期待できます。
大手生命保険会社との契約も重要なニュースです。みんかぶ保険は単独での保険の商品を一つも持っていません。そのためそれらの商品を持っている保険会社から商品を紹介してもらう必要があったのですが、その必要に応じて大手の日本生命や損保ジャパン日本興亜ひまわり生命、朝日生命、東京海上日動あんしん生命保険、オリックス生命、T&Dフィナンシャル生命(太陽生命保険や大同生命保険の関連会社)、マニュライフ生命保険株式会社、第一生命保険などの保険会社が参加しました。これにより多彩な保険商品を提供できるようになったのです。
最後が中小企業向けレンディングサービス「BizLENDING」へのAI審査モデルを提供したというものになります。このレンディングサービスとは企業向けローンの一種で、審査には膨大な手間と人手が必要だった分野を自動化するというものです。これはロボアドバイザーとはやや異なりますが、ビックデータを利用して審査を行うことができるという点で画期的なニュースでした。
jddのロボアドバイザーは今後どうなる?
jddのロボアドバイザーは今後、保険の選び方として大きな選択肢の一つとなります。それにより今後業容を拡大してく可能性を秘めていますが、従来からある多数の保険会社と代理店契約を結び、窓口で対面によって保険商品を選ぶサービスと競合していくリスクを持っているのです。いくら大手の金融グループからの支援を受けているからと言って確実に勝てるという可能性はありませんから、それら既存のサービスとどのように折り合いをつけるかが今後の将来を決めるといっても過言ではありません。
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