お金のデザイン社提供のロボアドバイザー「テオ」(THEO)とは
Contents
ロボアドバイザー「テオ」(THEO)の概要
お金のデザイン社の運営しているロボアドバイザーサービス「テオ」(THEO)は、AIが決めたルールで投資を自分に代わってやってくれる大変便利なサービスです。
まず最初に、投資に対する考え方に対してのアンケートがあり、そのアンケートに基づいて、AIが自分に合った投資スタイルを選んでくれます。
自身に合った投資スタイルが決まれば、お金を振り込み、投資が始まります。
もし投資を全くやったことがないと言う人には、全く手間がかかりませんので、お勧めです。
投資商品というのは様々なものがあります。
投資信託や株式、債券などです。これらを複合的に合わせて、リスクを管理して自分のお金を増やそうと言うのが、投資すると言うことだと思います。
しかしながら、リスクの管理と言うのは非常に難しいプロセスです。
その部分を、AIがすべてやってくれるのです。
あなたは、お金を用意すれば良いだけです。
もし投資を始めてAIのやり方が気に入らないと言うのであれば、あとから変更することができます。
ロボアドバイザーテオ(THEO)の投資対象
テオの投資は、主にアメリカのETF、すなわち、上場投資信託です。
そのため、為替相場の影響を非常に大きく受けます。
しかしながら、アメリカ市場の成長は日本市場に比べてはるかに大きく、短期の投資ではなく、長期の投資を考えれば、きっと投資したお金は増えていくと期待できます。
そのため、もしあなたが短期投資を考えているいるのであれば、テオのようなサービスはお勧めしません。
10年後20年後の金融資産を増やしたいと考えているのであれば、お勧めできます。
AIは、株式のETFや債券主体のETF、リート、先物取引の物等を組み合わせます。
一般に株式と債券の値動きはあまり相関がないと言われています。
これらを組み合わせることによって投資のリスクを下げることができるのです。
投資初心者におすすめな、ロボアドバイザーテオの活用方法
初心者にお勧めなのが、小額のお金の積み立て投資です。
毎月自分の口座から自動的に例えば5000円、10,000円ほどを積み立て投資してみてはどうでしょうか。
投資の方法として、ドルコスト平均法と言うものがあります。
小額の積み立て投資はまさにこの方法を使った運用になります。
初心者には、投資時期を十分に吟味してお金を投資すると言う事は難しいと思います。
投資のプロでも、将来を予想する事は非常に難しいと言われています。
ドルコスト平均法で、投資時期を分散することによって、リスクを下げることができます。
アメリカ市場が右肩上がりで成長していくとすると、いちどに大量の資金を投入した方が良いと考える人もいるかもしれません。
しかし大量の資金を投入する時が本当に株の値段が割安か適正な値段かと言う事は分かりません。
リーマンショックやバブルなどの経済の問題が起きれば相場は大きく影響を受けます。
そのようなリスクを積み立て投資は低減することができます。さらに初心者の方はいきなり多額の資金を投入する事は精神的に難しいと思われます。
小額の積み立てならその点も敷居が低くなるでしょう。
参考:
入金・積立|テオ(THEO)
ロボアドバイザーテオで狙う利回りについて
どのぐらいの利回りを考えるかにもよりますが、現在日本では銀行の金利は限りなくゼロに近い状態です。
1部のネット銀行で比較的金利の高い定期預金でもせいぜい0.1%程度でしょう。
複利の効果など全くない状態です。
テオなどの投資は、平均で年間数%できれば5%の成長を目指すことができます。
とても定期預金だけではそのような金融資産の成長は望めないでしょう。
もしあなたが、10年後、20年後の自分の金融資産を少しでも増やしたいのであれば、テオをはじめてみるのは良いことだと思います。
ロボアドバイザーテオの手数料等
テオの運用報酬は年間1%です。
パッシブ運用の投資信託と比べるとやや高めです。
しかし最近、運用額に応じて運用報酬を下げるサービスが始まりました。
運用報酬と言うものは、運用会社側が取る取り分、いわゆる手数料です。
長期運用にはこの手数料を低く下げることが重要であるといわれます。
考え方次第ですが、難しい運用を任せている手数料がこの1%程度であると言うことが納得できれば、使いやすいのではないでしょうか。
さらに、成長する市場であるアメリカ市場に円で投資できると言うのは非常に魅力であると思います。
自分でアメリカ市場に投資しようと思うと、為替変動も考慮しながら、換金の手数料も考え、円をドルに変え、その上で株式になり債券なりを購入する必要があります。さらに儲けた分をドルから円に変える必要があります。
これだけの手間をかける事は、初心者の人や仕事をしている人には大変難しいと思います。
このような面倒なことをすべてAIがやってくれるのです。
また、スマホアプリなどもあるので、いつでもどこでも空いた時間に気楽に自分の資産のチェックをすることができます。
さらにもし追加投資したい等の考えが出てきたときにはすべてネットで作業することができます。投資をする上で自分の金融資産がどうなっているかを定期的にチェックすることが重要です。それが非常に手軽にできると言う点はリスク管理と言う面からも重要でしょう。
参考:
手数料|テオ(THEO)公式サイト
テオ以外のロボアドバイザーサービス
同じ様なサービスとして、ウェルスナビ等もあります。
テオもウェルスナビもAIが代わりに資産運用してくれると言う点は同じです。
細かい違いはあり、ウェルスナビは最低額が100,000円からとなっているのに対し、テオは10,000円からと初心者にはテオの方がはじめやすいでしょう。さらに手数料も若干テオのほうが安いです。
テオは日本で最も早く始められたロボアドバイザーによる投資サービスです。
歴史が長い分、ノーハウもあり、客目線での様々なサービスが魅力です。
私自身、2年ほどテオを使っています。はじめに20,000円の積み立てから始めました。
半年ほど運用して、マイナス1%程度でした。
その後、このまま投資するのが少し怖くなり、積み立て額を10,000円に減らして今に至ります。
ようやく運用成果が出始め、今は5%資産が増えました。
それでも日々の変化はそれなりにあり増えたり減ったりしています。
私の場合、株式ベースの投資が、全体の4割程度、残り4割が債券主体、残りがコモディティ、REITや先物取引です。
全体にリスクを低めに抑えた運用と思っていますが、その分、利回りもさほど大きくないと思っています。
このまま、プラスの利回りで運用できればなぁと思っていますが、今後下がったとしても、5年以上は続けてみようと思っています。
テオのようなロボアドバイザーだけで物足りなくなってきた人は…
ただし、ロボアドバイザーを始めて、投資、資産運用に興味を持ち、物足りなさも感じます。
自分で株を買ってみたり、投資信託を選んだりしてみたいなーと思い始め、今までは自分で日本株式、投資信託の運用もしています。
ただ運用は難しくなかなか成果が出ない状態です。特に株式は難しく配当金はあるのですが、株価自身が下がったりする場合も多々あります。
このようなことに一喜一憂したくない人は、ロボアドバイザーによる資産運用は最適ではないかと思われます。
例えば、私の場合、2018年の相場はかなり厳しいものでした。
投資を始めた2年ほど前に一括購入した投資信託や株式は20%近いマイナスの運用になりました。
それに対してロボアドバイザーによる運用資金に関しては、マイナス3%程度に抑えられていました。
リスクが低く抑えられていたことがわかります。
株価が上下する様は私にとっては面白いもので、また、銘柄によっては、株主優待等で金券や物がもらえたりするサービスもあり、自分の資産が経済活動に役立っていると実感でき、そのような面白さに投資していると思えば、資産が減る事は嫌ですが、長期投資を心がければ、マイナスはプラスになるだろうと期待し、続けています。
このような投資への興味を持たせくれたのは、ロボアドバイザーによる投資経験からです。
まとめ
投資をしてみたいけれども、投資が怖い、という人には、まずはロボアドバイザー等でどんな銘柄が買われていて、経済状態と比べてどの銘柄がどのような値動きをするかということを経験してみると良いと思います。
そのまま気に入れば、積み立て投資を続ければいいのです。
以上のように、私は、ロボアドバイザーテオをお勧めします。
ロボアドバイザー・ラボとは|About the Author
-
ロボアドバイザー情報専門メディア、ロボアドバイザー・ラボ。
ロボアドバイザーに関する専門情報をお届けします。
【メディア掲載】(※一部。順不同。)
・財経新聞
・朝日新聞デジタル
・SANSPO.COM
・SankeiBiz
・Mapionニュース
・楽天Infoseekニュース
・エキサイトニュース
・BIGLOBEニュース
・@nifty ビジネス
最新の投稿
- 2021.03.05ロボアドバイザー全般投資一任型ロボアドバイザー&助言型ロボアドバイザー、それぞれのメリット&デメリットを一覧で解説
- 2021.03.01ロボアドバイザー全般【ロボアドバイザーと積立NISA】それぞれのメリット&デメリット、向き・不向きを徹底解説
- 2020.09.26ロボアドバイザー全般融資型クラウドファンディングでの注意点
- 2020.04.21ロボアドバイザー全般ロボアドバイザーと確定申告