国内ロボアドバイザー業界大手【ウェルスナビ】と、ana(全日空)
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ロボアドバイザー大手【ウェルスナビ】がanaへ?
ana(全日空)と言えば、日本有数のエアラインで全国や世界に航空路線を持っているというのは多くの方が知っています。
日本航空にも負けない便数の多さはお住まいの地域にも就航路線がある方も少なくありません。
そんなanaですが、実はロボアドバイザーの大手、ウェルスナビとも関係があるのです。
今回、このanaとウェルスナビの関係やその特徴、注意点などを紹介し、anaに提供するウェルスナビはどのようなものなのかについてお話ししていきます。
ウェルスナビは、anaにWealthNavi(ウェルスナビ) for ANAと言う形でロボアドバイザーを提供しています。
エアラインに金融のサービスということで違和感を感じる方も少なくありませんが、実際にanaに限らず、ライバルのJALをはじめ、東急や小田急と言った関東の私鉄にもサービスを提供しており、業種の垣根を越えてこのサービスを展開しているのです。
そのため、anaだけが特殊と言うわけではないというのが現状と言えます。
業種も異なるため、ウェルスナビの運用成績も金融機関に提供しているものやウェルスナビ自身が直接提供しているものに比べて劣っているのかと言えば、そういうことはありません。
純粋に運用成績だけで見れば全く同じものを使用しているため、ほとんど変わらないのです。
では、anaに提供するウェルスナビはどのような点で異なるのか、その点からお話ししていきます。
anaのウェルスナビの特徴
anaのウェルスナビの特徴は一言で言うとANAマイルが貯まるということです。
ここで、ANAマイルの価値について少しお話しします。
ANAマイルとはANAマイレージクラブというマイレージプログラムです。
お店のポイントと考えてもらえば簡単にイメージがつきます。
ただ、普通のポイントカードと違う点は、航空券に交換できるため、お得に旅行に行けるという点で多くのメリットがあるのです。
具体例として、ANA国内線特典航空券、ANA国際線特典航空券、ANA国際線アップグレード特典などが挙げられます。
ANA国内線特典航空券はANA便名の日本国内線全路線のお好きな航空チケットと交換できるもので、例えば5,000マイル貯めれば羽田空港からであれば南東北(仙台、庄内(山形)など)、北陸(富山、小松)や大阪への片道チケットが無料で交換できます。
ちなみに1万マイル以上貯めれば羽田からなら最長区間の石垣島まで交換できます。
ANA国際線特典航空券は最低12,000マイルあれば韓国などの近隣の国への国際線チケットと交換できます。
ANA国際線アップグレード特典は最低12,000あればエコノミーからビジネスクラスに交換できるという仕組みです。
このようなことは通常のお店のポイントなどでは行うことができず、そのマイルが気軽に貯められるということでanaのウェルスナビは特徴的と言えます。
また、anaの各種サービスの支払いなどにも利用できるというメリットがあります。
その点以外は多くのウェルスナビと同様に米国株(VTI)、日欧株(VEA)、新興国株(VWO)、米国債券(AGG)、物価連動債(TIP)、金(GLD)、不動産(IYR)に投資する点や自分の状況に応じて資産運用ができる、最低投資金額は30万円(一部他のサービスは10万円からのものもある、ただしキャンペーンで10万円からになるシーズンもあり)、手数料は預かり資産の1%などが挙げられ、ウェルスナビの高いサービスを受けられます。
ロボアドバイザー投資【ウェルスナビ】をanaで始めるメリット
anaのウェルスナビ、WealthNavi for ANAですが、メリットはウェルスナビの運用でANAマイルが貯まることです。
これは先ほども触れましたが、最大の特徴であると共に最大のメリットでもあるのです。
この点についてお話ししていきます。
まず運用開始時にマイルが300加算されます。
そして時期が来ると定期的にマイルが加算されていくという仕組みで、例えば平均運用金額が100万円以上の場合(WealthNavi for ANAの口座に100万円以上預けている場合)、3カ月(四半期)ごとに50マイル、年間最大200マイルを付与するというものです。
つまり、最初の加算額を含めると初年度で最大500マイルが加算されることになります。
預けておくだけで自動的に加算されるというのは大きなメリットと言えます。
マイルは通常の方法(クレジットカードの買い物など)ではなかなか貯まりにくいので、こういった方法を利用して貯めていくというのも有効な方法です。
頻繁に格安の短距離国内路線を利用してマイルを貯めるマイル修行と言った行為で貯める方もいますが、そういったことができない方にとっても貴重なマイル加算方法の一つとして挙げることができます。
それに運用は通常のウェルスナビと変わらないため、マイルが貯まる分だけ利回りが悪いということはありませんから、マイルに興味がある方は検討してみても良いと言えます。
ウェルスナビをanaで始める注意点
ウェルスナビをanaで始める注意点はいくつかあります。
それはマイルはANAマイルであること、100万円以上預けないとマイルが加算されないこと、長期割がないことが挙げられます。
WealthNavi for ANAはanaが提供するサービスです。
そのためマイルはANAマイルしか加算されません。
もし、JALのチケットをマイルで交換したいと思っても困難です(逆にJALのマイルをANAのマイルと交換するもの困難)。
なのでANAの路線を利用したり、サービスを利用しないという方にとってはあまりメリットはないと言えるのです。
100万円以上口座に預けていないとマイルが貯まらないというのも注意点として挙げられます。
10万円でも少なからず貯まると思われがちですが、10万円の場合は加算されません。
そのため、もしマイルの恩恵を受けたい場合は最低でも100万円以上預けておく必要があるのです。
逆にそこまで預けられない場合はマイルが貯まらない(初回の加算は除く)と言えます。
最後が長期割がないということです。
長期割はウェルスナビを直接契約した方とのみ得られる特典です。
これは金額にもよりますが3~5年で徐々に手数料1%が割引されていき、最大0.9%で運用を行うというものになります。
ANAを始め、ウェルスナビと直接契約をしない場合は、まずこの特典がつかないので、5年運用しても1%手数料のままということに注意が必要です。
ロボアドバイザー【ウェルスナビ】をanaで始めてみよう
ウェルスナビをanaで始めると、ANAのマイルが貯まります。
これはウェルスナビとの直接契約を含めほぼすべてのサービスにない特徴です。
そのため、もしマイルを貯めたいと考えている方がいたら、このWealthNavi for ANAを検討してみても良いのではないでしょうか。
確かにこれ単独では航空チケットが交換できるのは20年近い運用が必要になりますが、これと合わせて様々なサービスでマイルを貯めればより短期間で必要なマイル数が貯まります。
つまり、WealthNavi for ANAと他のサービスの利用を組み合わせればANAマイルを貯めるのがはかどるのです。
しかも資産もロボアドバイザーの運用で増えていきますから、資産が増えてマイルも貯まるという点でメリットは大きいと言えます。
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