ロボアドバイザー【ウェルスナビ】→すぐやめるべき??

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ロボアドバイザー【ウェルスナビ】はすぐやめるべきか

ウェルスナビは儲からない。
こういった情報がネットで見られます。
確かにウェルスナビは儲からない側面もあり、決してその情報が誤っているとは言い切れない側面もあるのです。
ただ、投資というものは常に元本割れのリスクを持っているものであり、確実にもうかるという投資はほぼありません。
そういった意味でウェルスナビはすぐやめるべきでないという意見もあります。
今回、このウェルスナビはすぐやめるべきかどうかと言うことをテーマにウェルスナビをすぐやめるべき理由とそうでない理由、そしてすぐやめるとしたらどういった条件が考えられるのかと言ったことを中心にお話しし、まとめました。
ウェルスナビに入ったけどすぐやめよう、あるいは始めるかどうか悩んでいる方にとって、この記事は大きな参考になります。
それでは最初にウェルスナビをすぐやめるべき理由の解説です。

ロボアドバイザー【ウェルスナビ】をすぐやめるべき理由

ウェルスナビをすぐやめるべき理由は、短期的な利益が期待できない、家計が圧迫される、手数料が高い、利益が出ても税金で取られるといったものです。
ウェルスナビは短期的な利益が期待できません。
それはウェルスナビの分散投資によるものです。
ウェルスナビは株式一本と言うわけではなく、不動産、地金、債券と言った様々な分野に投資をしています。
そのため、株式で大きな利益を出しても他の分野で損失が出てしまいその利益が削られることがあるのです。
これ以外にも自動の投資であるため、為替を生かしたチャンスで一気に投資せずマイペースに投資してしまうといったパターンもあります。
こういった理由から短期的な利益を狙った投資に比べて利益が少ないという欠点があり、儲けたいと思ったらすぐにやめることを検討するのが理由の一つです。
家計も圧迫されます。
ウェルスナビは継続的な積み立て投資です。
そのため、毎月一万円以上家計から投資目的で消えていきます。
収入減や消費税増税、そして不況にあえぐ昨今、毎月一万円は安い出費ではありません。
そういった意味で、家計にダメージを感じたらすやめるべきと言うのが理由の二つ目です。
手数料も高いと言えます。
全資産の1%となっているこの手数料は投資の運用がうまくいっても行かなくとも毎年差し引かれるのです。
例えば、100万円であれば毎年1万円、1,000万円に至っては10万円ものお金が手数料になります。
これは大きな出費です。
そのため、この運用が複数年に渡ってマイナスになった場合、手数料もそこに追い打ちをかけて資産がどんどん減ります。
これが気になる方はすぐやめるべきです。
利益が出ても税金で取られます。
ウェルスナビのロボアドバイザーは適切な運用で利益を生み出しますが、その利益の約20%は国などに税金として徴収されてしまうのです。
せっかく得た利益も前述の手数料とこの税金によって残る金額がわずかなものになる可能性も否定できません。
これがすぐにやめるべき理由です。

ロボアドバイザー【ウェルスナビ】をすぐやめるべきでない理由

ここまで話すとウェルスナビはすぐやめるべきであると考えがちですが、逆にすぐにやめるべきでない理由もあります。
それは長期投資に向いていること、知識がなくとも自動で365日運用を行ってくれること、そして貯蓄の原則に則っていることが挙げられます。
ウェルスナビは短期投資こそ利益が上げにくく苦手な分野ですが、3年以上の長期運用を行う場合は適した運用方法です。
分散投資を行っているので、リーマンショックや日本のバブル崩壊と言った経済の大ダメージを受けるようなイベントでも資産を極端に失うことなく、比較的安定した運用を行うことができます。
また、災害などの損害が起こっても不動産投資に関しては全米のETF形式の投資により、実際の物件ではなく物件の価格の相場の数値を利用して運用しているという特徴があるためあるビルが災害やテロで無価値になっても損失は出ない仕組みです。
そのため長期運用にありがちな各種のリスクを回避することができます。
しかしすぐにやめてしまうとそういったメリットが享受できないので、そういった意味ですぐやめるべきではありません。
知識がなくとも自動で365日運用してくれるという点もウェルスナビの特徴です。
定期的に資産配分も変更してくれるため、株や不動産投資などの知識がなくとも最適な運用を行ってくれます。
株は慣れないと、平均株価が上がっていても利益が出ない場合もあるため、知識がなくとも運用してくれるのはすぐやめるべきではないと言えますし、365日毎日運用してくれるのはとても便利です。
こういったサービスをひとの手にゆだねると手数料はウェルスナビよりもかかるケースが多いため、手数料が高いといわれますが、むしろそういった人の手を介したサービスよりは安いと言えます。
貯蓄の原則とは毎月決まった金額を天引きして貯蓄に回すというのが有効的な方法と言われていることです。
ウェルスナビは元本割れのリスクがありますが、将来の貯蓄と考えると、とても便利な手段と言えますし、あらかじめ引き落とされれば無駄遣いによってお金を失うこともありません。
こういったメリットもあるため、すぐやめるという考えは踏みとどまるべきという意見があるのです。

ロボアドバイザー【ウェルスナビ】をすぐやめるべき条件

すぐやめるべき、やめるべきでないという両方の意見があり、どうすればいいのかという意見が出てきますが、すぐやめるべき条件というものがあります。
それは、元本割れが続いた時や少額投資のまま放置している場合です。
運用がうまく行かず元本割れが続くと、手数料がどんどんひかれていき資産が減る一方の状態になります。
そうなると資産を増やすつもりがウェルスナビの売り上げになっていくだけで全く意味がないので、すぐにでもやめるべきです。
また最初に10万円の運用を行っただけで、資産の追加を行わない場合もすぐにやめるべきです。
10万円程度の資産運用では年間4,000円程度の利益で、税金は800円、手数料は全資産の1%に約1,040円に消費税がついて約1,150円でうまく行っても年間2,000円程度しか利益が出ません。
さらにこの運用がマイナスになっても1,000円程度は確実に取られてしまうので、利益が期待できないどころかマイナスの運用や1~2%程度の運用益では、損失が生じる可能性があるからです。
積立で100万円程度を目指していないのであれば、手数料が高い分メリットがありません。
こういった条件の場合はすぐにでも辞めることを検討するのがオススメです。

ロボアドバイザー【ウェルスナビ】は条件を選んですぐやめる選択肢をなくす

ウェルスナビで資産運用を行いたい場合は条件を選んですぐにやめる選択肢をなくすことが大切です。
元本割れのリスクが上がるリスク許容度を一気に上げてしまうことや少額投資のまま、ほったらかしにするといったことはやめて状況を見ながらリスク許容度をコントロールし、定期的に一万円程度でも積み立てて口座の資産を増やしていくことですぐやめるという選択肢を減らしていくことがウェルスナビを長期間にわたって有効的に利用することができる手段と言えます。
これ以外にも普段から無駄遣いをなくし、資産運用にお金を回すという体質にしておくことが、ウェルスナビをすぐやめるという手段を取らないためのコツです。


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